ティルトに飽きたあなたへ。

こんにちは、海田です。

今年は、やけに暖かいなぁと思って気温を調べてみると来週からようやく寒くなるらしく、別の意味で震えています。

田舎の冬は、想像以上に寒いのです・・・。

新型コロナはもちろんですが、風邪などにもお気をつけてお過ごしください。

前回の動画でチラッとお話した通り、

OSPパート3

と、

Beauty Mission

というDVD教材を、近々販売開始する予定です。

現在制作中の革製品のギミックの再販に合わせて発売開始したいので、今しばらくお待ち下さい。

遅くても3月ごろまでには発売開始できそうです。

いつも通りの高クオリティなので、もはや特に言うこともないですが、メルマガや動画などで徐々にリーク情報を公開していけたらなと思います。

さて、本日は、ティルトのバリエーションです。

http://magic-secrets.net/v/l/2e/

少々熱く語りすぎてしまいましたが、こういった演技の細部を学ぶことで、真に客を楽しませるマジシャンになるものです。

ただ単にマジックの種を知って上達するのは、中級者のみ。

ここで言う「中級者」とは、

会得した技法を、自ら再考し、自分なりのハンドリングで再構築し、全く新しい技法へと変貌させることができる者

を指します。

その諸行無常の過程において、様々な疑問や障害が訪れるでしょう。

そのひとつが、今回の動画の後半のほうで解説しているジョシュア・ジェイの問題点についての指摘です。

結局のところ、客がマジックを見て驚くのは、自分の常識が通用しない現象が起きたからに過ぎません。

その現象には、少しの違和感さえも許されないのです。

「あ、いま何かしたな」とか
「さっきの動作怪しいな」とか

そういったことをどれだけ排除できるかが、驚きを最大化させることにつながります。

この動画を見終わった後で、あなたがいつも演じているマジックを見直してみると良いと思います。

「ここは怪しくないだろうか」とか
「もっと良い表現がないだろうか」とか。

最高のマジックに仕上げるためには、なくてはならない工程なのですよ、これは。

それでは、また次回。

海田

 

追伸

じつは、OSPパート3では、この無料動画よりも強力な錯覚を生むティルトを解説しています。

そちらもぜひお楽しみに。

あ、そうだ。

言い忘れていましたが、僕はマジックに関して言えば、比較的むかしの人寄りの考え方です。

いわゆる、古い人。

つまり、

原則「タネ明かしは禁止」派です。

「サーストンの三原則」大賛成派。

ね、古いよね。

それは、かつて僕にマジックを教えてくれた先生に起因するものですがその話はまたいつかのために取っておきましょう。

とにかくその考えが呪縛のように僕を束縛しているせいで自由になれずにいます。

そのため、

不特定多数が閲覧可能な場所で種明かしをするのってモラル的にどうなんですかね・・・

という話なので、

もし僕が解説した技法・マジック以外で、「この人のマジックをもっと知りたい」と思った場合は、どこか他のマジックショップで購入すると良いと思います。

(あいにくMAGIC SECRETSでは、第三者の教材を販売することは辞めてしまったので。)

無料でマジックを学ぶことは、表面上は可能ですが、よりプロフェッショナルな知識を深く学ぶためには、書籍・DVD等が最も適しています。

僕の商品に限らず、です。

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美女の、はなし。

こんにちは、海田です。

あなたは今秋はどのドラマが好きですか?

僕は、TBS火曜ドラマ「この恋あたためますか」を見ています。

(色々端折りますが)
コンビニの社長がスイーツ課の女性にこう言うんです。

「予算はいくらかかっても構わない。どこよりも一番売れるシュークリームを作ってくれ。」

と。

彼女は何個も何個も試作品を作り、ようやくひとつ、最高の味のシュークリームを完成させました。

それを社長のもとに持っていくと、

彼は一口も食べず、チラッと見ただけでこう言い放ちます。

「君は、このシュークリームが売ってあったら手にするか?見た目も美味しくなければ意味がない。 作り直せ。」

たとえばね、

「2枚のクイーンを使いましょう。」

ってセリフから始まるマジックがあるとして、

「2人の美女を使いましょう。」

って言いかえるだけで、なんだかあなたのマジックが優雅になった気分になりませんか。

僕が言いたいのは結局、そういうことなんですよ。

確かに彼女の作ったシュークリームは、食べれば美味しいのかもしれない。

でもそれは、「もし食べれば」、の話。

見た目が普通だったら、その辺のシュークリームと変わらないものと認識されてしまい、その星の数に埋もれてしまう。

ただのサンドイッチカードの現象よりも、

「チャラ男のジャック2人組が絡んできたので、紳士のキング2人が助けてあげました。」

と言って、キングに挟まれたジャックを瞬間移動させるほうが圧倒的に面白そうでしょう?

でも、それを「面白い」と感じてもらうためには、やはりそのマジックを「最後まで見てもらう」必要があるという条件を忘れてはならない。

つまり、「見てもらう」ためには、最初のセリフ「2人の美女を使いましょう。」という第一声目がなによりも重要になるのです。

「ん?なんだか面白そうだな」

という印象を与えるキャッチーなフレーズ。

あなたはいくつ持っていますでしょうか?

海田

 

追伸

本日は、ファンを使ったコントロールを撮りました。

http://magic-secrets.net/v/l/2d/

OSPパート3と、ビューティ・ミッションについても言及しておりますのでぜひご覧ください。

それでは、また次回。

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パジャマでマジックしてみた。

僕がこれまで出会った中で、いちばんの天才をご紹介しよう。

中学生の時の、数学の家庭教師だ。

僕は、彼の出す数学の問題が全く解けない。

そもそもその「問題」の意味すらわからないし、何を解いてほしいのかもわからないし、何が「問題」で何が「解答」なのかもわからない。

たとえば、A4用紙に、

「ここに直角三角形がある。どれでもいいのでひとつ、辺の長さを求めよ。」

いちばん簡単そうなやつで、こんなかんじ。

それ以外は、何も書かれてない。

中学生の頃なんて、直角三角形の絵が問題の横に描いてあっても良いだろうに。

いつの間にかポケモンの話にすり替えて授業を放棄するレベルだ。

彼のする授業は、いつも意味不明なものが多かった。

あれは、どちらかというと、数学というよりも哲学の授業だったと思う。

たった一問を解くために2時間を費やしていた。

ヒントすら教えてくれないし、「これで合ってる?」と訊いても、ひたすらポーカーフェイス。

これじゃ全く勉強にならないと言って、僕は彼にクビを言い渡した。

マジックを教える仕事に就いて、よく彼を思い出す。

彼は教育者ではなかった。

確かに頭は良いかもしれないけど、人に教えることにおいては、超ド級に下手クソだった。

教育とは、生徒のレベルを把握し、教育者がそのレベルまで降りてきて、対話することによって初めて成立する。

難しい言葉を使うなら、簡単な言葉に置き換えて解説し直さなければならない。

これが、なにより難しい。

という前提ありきで話を進めるが、少しの間だけ、YouTubeでマジックを解説しようと思う。

それも、教育者の視点から、きちんとクレジットを添えて。

あらかじめ伝えておくと、僕が解説するマジックは、無料レベル以上~商品レベル以下のもの(僕基準)となる予定だ。

なので、僕の商品レベルのマジックが無料で学べるというわけではないので、
期待してしまった方は申し訳ない。

あくまで、僕が商品の中では取り上げないマジック・技法限定。

しかし、ある人にとっては有料級だし、またある人にとっては学問としてのマジックを学ぶ良い機会になるかもしれない。

いずれにせよ、あくまで僕の商品の「無料おためし版」のような位置づけになり、

初心者卒業~中級者未満のカードマジック・技法がメインとなる。

でも、どうして急にこんなことをしようと思ったかって?

YouTubeで他の誰かが解説しているマジックが、中途半端だなぁって前から思っていたから。

なんかおかしな技法や、指の動かし方、いわゆる間違った方法でマジックを教えている人がいたり。

本当の技法名はそれじゃないのに海外の誰かが勝手につけた技法名をそのまま解説してるYouTuberのせいで、なぜか日本のマジシャン(YouTubeでマジックを学んでいる人限定)だけが変な名前でその技法を覚えていたり。

勝手に日本向けの技法名を作られるとこっちとしては気味が悪いし、これ以上間違った方法が広められるのは嫌だと思っていた。

本当に、ずっと前からそう思っていた。

が、どうすることもできなかった。

僕がいくらメルマガで叫ぼうとも、YouTubeにいる人たちには届くことはないから。

たとえば、こんなメールを立て続けにいただいたことがある。

「私はよく、あいうえおコントロールを使ってトップコントロールをしているのですが、このコントロールに似た別のコントロールはありますか? あれば、お教えください。」

あいうえおコントロール?

な ん で す か 、 そ れ は ?

もちろん「あいうえお」の部分は、もっとマジックらしいカッコいい名前だったよ。
(ここでは隠すけど)

話を聴くうちに、「あぁ、アードネスのやつね。」となった。

そういうことが、最近本当によくある。

もしかしたら、僕のほうが間違っているんじゃないのか?と思ってしまうほど。

知識としてのゲシュタルトが半ば崩壊しながら調べてみるものの、

「いや、やっぱおかしいのは日本のYouTube界隈だけだよな」

と、なる。

だから。

僕の動画を通して、どうか正しい技術と知識を身に着けてほしい。

近々、2つの新商品を発表する予定なので、僕の商品を知らない人は、どんなものかわかるだろうし、他のマジシャンと比べても圧倒的な知識力の差を見せつけることになると思う。

でも、最初に話した「良い教育者の条件」という縛りがあるから、最初のうちは、簡単なクレジットを述べるだけに留めるつもりだ。

でも、2回目、3回目と動画を撮っていくうちに、より詳しい動画にしようと思っている。

回を増すごとに難しい言葉が出てくるだろうが、マジックを上手くなりたいなら頑張って吸収していってほしい。

より一層、僕の商品で学ぶマジックが楽しくなると思うから。

というわけで、パジャマ姿でマジックの解説をする、パジャママジシャンの海田です。

はじめまして。

http://magic-secrets.net/v/l/2c/

 

追伸

ちなみに。

数年後、彼は日本一の大学院に入学した。

でもそこは、彼レベルの天才がそこら中にゴロゴロいる世界。

そこでトップをとることは、至難を極める。

毎日成果の出ないハイレベルな研究の繰り返しだ。

あなたは、そんなところに行く必要はない。

最もビジュアルなマジックを、最も少ない練習時間で、最も丁寧な解説を心かげる、

僕から学べるのだから。

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