空白の3年間

こんにちは、海田です。

約3年ぶりのリアルタイムメルマガをお届けに参りました。

あなたは変わらずお元気でしょうか?

そう願います。

やっぱり元気がいちばん。

誰だってそうでしょう?

気づけば最後のメルマガから相当な月日が経ち、自己紹介からやり直したほうがいいかもしれないほどメルマガを送らずにいました。

あなたが、ほんのわずかでも僕のことを覚えてくれていたら、今の僕はそれだけでも幸せです。

最近では死亡説まで噂されたり、生存確認のメールを頂いたり。

あぁ、それはいつものことか。

でも、今回はいつもの3倍。

それでもワケあって長い間メルマガを送れませんでした。

しかし、そろそろ沈黙を破りましょう。

このメルマガが、僕の人生の再出発になること目指して。

 

■MAGIC SECRETS【空白の3年間】

2年前、僕は名古屋にいました。

遊んでいたんです。

昼の12時に新大阪から新幹線に乗って、ビューンと1時間で到着。

速いもんです。

少し観光して、会いたい人にも会って、それなりに楽しんでいました。

そして、運命の15時38分。

プルルルル・・・。

それは、警察からの一本の電話でした。

「今すぐ大阪に戻って来てください。」

一体何が起きていたと思いますか?

火事が起こり、会社が全焼していました。

目の前に広がるおぞましい光景は一瞬のうちに脳裏に焼き付き、未来への不安までがワンセット。

窓ガラスは粉砕し、壁が剥がれ落ち、電話機やプリンタはドロドロに溶けていて。

そこにあったのは、全てが灰と化したMAGIC SECRETSでした。

僕の職場は、跡形もなく失くなっていたのです。

あなたが商品の中で見慣れたスタジオも、こんな無残な姿になってしまった。

http://magic-secrets.net/fr/studio/

最初は信じられませんでしたが、何度自分を殴ってもやっぱり現実。

目は覚めたままでした。

かつて窓があった場所から夕焼けが差し込み、これが映画なら最高なほど美しい廃墟ショットは、僕をさらに奈落の底まで突き落とす。

何度「夢であってくれ」と願っただろうか。

数えるのも嫌になるほどです。

それからの僕は、ほとんど放心状態。

何を食っても、飯はマズかった。

だって自分が一から作り上げたものが消滅したんですよ。

それも、たった3時間で。

これまでやってきたすべてが。

僕の人生のすべてが。

過去のマジックの編集データも。

一ヶ月後に紹介予定だった新商品も。

ぜんぶ ―― 。

あなたの目に映ることは今後一切なくなってしまった。

警察署での事情聴取は深夜0時まで続き、翌日には消防や保険会社、科捜研も来て、原因の解明に当たっていたけど、みんな言うことがバラバラで、原因不明の状態。

どこから火がついたのか。

それすらも分からない。

「今回のケースは、一生、調査中でしょうね」とも言われました。

なぜ、火事は起きたのか?

タバコも吸わないし、機器の電源は毎回きちんと落としてる。

コンセント類は一年毎どころか半年毎に買い換える、この慎重な性格で。

出火の原因なんて、何もないのに。

なぜ、燃える必要があったのか。

しかも、ちょうど誰もいない間に。

誰かがいたら、消火できたのに。

僕がいたら、火の中に飛び込んだのに。

PCのHDDだけでも救えたのに。

僕がそこにいたら、死んでも助けただろう。

なんで僕は150kmも離れたところにいたんだよ。

なんで僕がいない間に燃えたんだ?

考えることは、そればかり。

なにか、理由があってほしい。

じゃないと、納得いかないから。

もしあなたの住む家がある日突然燃えたら、何を思いますか?

その日から状況は一変。ホームレスになり、未来への絶望を抱えながら生きることになるでしょう。

もしあなたの愛する人がある日突然交通事故で亡くなったら、何を思いますか?

もっと一緒に過ごしたかったと、きっと後悔することでしょう。

想像なんてしないほうがいい。

あまりの虚無感に、殺されそうになるから。

元気がいちばん。

僕は久しぶりに「メルマガを送りたい」と、思うことが出来ました。

あなたが前と変わらず、元気なことを願っています。

海田

 

■在庫品、最終販売のお知らせ

幸いなことに、商品は、火災で全焼したオフィスとは別倉庫で保管・管理しておりましたので、その多くは燃えずに残っております。

そこで、MAGIC SERETS製品のすべてを、これから先の1~2ヶ月間で再販売させて頂く予定です。

4年間ほど在庫切れ状態だった「ヒンバーワレット」も「Escape Artist」も、さらには「The Elite」の単体販売も実現されました。

長らくお待ちいただいた方も多いことでしょう。

気が遠くなるほどお待ちいただいたにも関わらず、この悲報をお伝えしなければならないのは心苦しいのですが、

すべての商品につきまして、次回の入荷予定はございません。

理由は、明確です。

DVDのマスターディスクは跡形もなく燃え、PC内のHDDはヘッドが溶けてプラッタに流れ、データ復旧はほぼ不可能な状態だからです。

革漉き機や、職業用ミシン、業務用プリンタ、革製品の抜き型など、必要なものはすべて葬られました。

多くのプロマジシャンを生み出した「ザ・イントロダクション」も、精密なロック機能が組み込まれ、プロを煙に巻いた「Escape Artist」も、ビジュアルなカラーチェンジ集の傑作「The Elite」も。

すべて、次回から生産できません。

ですので、どうか在庫が残っているうちに、MAGIC SECRETS製品をご購入いただければ幸いです。

マジックの腕が一気に上がる「Overseas Project」も、最高級本革のベルトマジック「December6」も、怪しさ皆無な名刺入れとパスケース「ヒンバーワレット」も。

製品のクオリティは、間違いありません。

そう断言できます。

僕はこれまで、価値のある商品を作り続けてきました。

「マジックを学ぶ者に必要な知識と技術」を追求してきました。

マジックの商品は、英語のDVDや難しい書籍だらけで、買っても買っても全く上達しない・・・。

そんな人を、たくさん見てきたからです。

テキトーに上手い人の真似をして、考案者の意図も、正式な技法名も知らずに身につけることになる。

そんなことをしているから上手くならないというのに、それしか選択肢がないんです、僕のことを知らない人たちというのは。

正しい順序を踏み、正確な技法を学べば、驚くべきスピードで上達します。

上手くなるには、僕の解説が“キー”なのです。

でも現実は ―― 。

YouTubeを見渡せば、一目瞭然。

僕の及んでないところで、下手な人がまだまだたくさんいる。

そして、彼らよりもっと下手な人が「上手いですね」と彼らを褒め称えている。

その状況をなんとかしなければならない。

それが、僕の使命。

MAGIC SECRETSの宿命なのです。

しかし、今回の火事によって、MAGIC SECRETSは大きな痛手を負いました。

僕からの最後のお願いです。

どうか、この機会にMAGIC SECRETS製品をご購入いただけないでしょうか。

どうか、MAGIC SECRETSをご支援いただけないでしょうか。

それくらいの価値はあると自負しています。

商品にも、MAGIC SECRETSにも、そして、僕にも。

その昔、僕はデビッド・ストーンのマジックを初めてみた時、感動すら覚えました。

「手つきがもうヤバイくらい滑らかで、このレベルには到達できないだろう」

「きっと、生まれ持った才能なんだろう」

「一日何時間カードに触れば、こんなに綺麗なマジックができるようになるんだろう」

今から10年以上も前の話。

でも今は、誰かが僕のことをそう思っている。

その原点は、「ザ・イントロダクション」です。

http://magic-secrets.net/products/detail.php?product_id=60


商品の売上は、MAGIC SECRETSの復興に利用させていただく予定です。

ご支援頂ければ有難く存じます。


カテゴリー: お知らせ | タグ: , , | コメントする

今日で、最後です。

テレビでマジックの特別番組が放送された。

個性的なマジシャンが、約20人。

韓国のマジシャンがスタートを飾る。

彼のマジックには、ドラマがあった。

Tシャツの鳥のデザインを別のTシャツに移動させたり、鳥の卵を実際に取り出したり、鳥がひよこを産んだり。

今まで見たことのもないような、独創性溢れる斬新なマジックが繰り広げられた。

会場は、息を呑んだ。

2人目はマジッククリエーター、3人目はiPadを使ったマジシャン。

独自のマジックを淡々と披露していく。

どれも、凄いマジックである。

4人目、5人目、6人目と演技は続いていった。

そして、番組も終盤に差し掛かった頃、18人目のマジシャンが登場した。

お笑いをふんだんに取り入れたマジシャンだった。

会場は一気に楽しいオーラに包まれることになる。

会場の空気が10分前とは明らかに変わったその時、加藤茶が、実に興味深い発言をした。

「なごむね、ほんとに!」

別の方も、こう続けた。

「マジックって楽しいなぁって心から思わせてくれた。」

凄いテクニックを駆使したマジシャンには、そんな発言しなかったのに・・・。

 

実は、僕の母親が同じことを言っていた。

あれはたしか、マギー一門の誰かがテレビに出ていた時だった。

「やっぱりこういうマジックのほうが楽しいよね。」

彼女は、マジックに全く興味がない。

それどころか、いつも僕のマジックをケナしてばかり。

だからこそ、できた発言なのかもしれない。

そして、僕は一番近くでそれを指摘され、それに気づくことが出来た。

「やっぱりこういうマジックのほうが楽しいよね。」の、意味が果たしてあなたに分かるだろうか?

行間を読むと、つまりはこうである。

「あんたのマジックは、つまらない。」

僕は、そう言われた。

しかも、母親に。

あなたは、自分のマジックを誰かにケナされたことはあるだろうか?

一度はケナされないと、気づけないこともあるかもしれない。

みんな「自分は凄い」と勘違いしているから、今日もまたYouTubeにつまらないマジック動画が増えることになる。

僕のメルマガ、たまにきつい表現とかしてるでしょう、最近?

「海田さん、どんだけドSなの、あなた!(笑)」

っていう感想までいただくほどに。

僕は、ただ、気づいて欲しいんです。

凄いマジックばかりを習得しても意味がないということに。

凄いマジックができるなら、同時に会話も上手くなければならないということに。

なにより、ギャグが一番手っ取り早く人気者になれるということに。

え?

今でも充分驚いてくれてるだって?

それは、そのレベルしか知らないだけです。

あなたも、客も。

もっと上があるのを知らない。

たとえば、最高級神戸牛の味を知らない人は、そんなお肉を欲しがらない。

だって、知らないから。

店側も出せません。

だって、知らないから。

今のお肉で満足してる。

「おいしー!」って喜んでるし、それを見て喜んでる。

そんなレベルの低いアマチュアはほっといて、あなたはそろそろ一流のお肉を提供しませんか?

ウケる話術を持っていれば、どんなにショボいマジックでも、客から圧倒的な反応を得ることが出来る。

巧妙な切り返しを駆使すれば、どんなにウザい友人をも手のひらでコロコロ転がすことが出来る。

あなたが喋れば、笑いが起こる。

おまけにマジックも凄いときた。

でも、凄いのは、あなたのマジックじゃない。

本当に凄いのは ―― 。

 

会社で人気者は誰だ。

仕事ができるヤツ?

いや、ちがう。

話が上手いヤツじゃないかい?

学校で人気者は誰だ。

一番足の速いヤツ?
一番勉強のできるヤツ?

ちがう。

一番おもしろいヤツじゃないかい?

マジックの上手さなんて、どうでもいい。

話の面白さで、全ては決まる。

あなたは、マジックだけじゃなくてよかった。

話が上手くてよかった。

あなたには「スマイル」があるから。

凄いのは、あなた自身だ。

http://magic-secrets.net/products/detail.php?product_id=96
(深夜0時に値上げいたします。)

客を笑わせ、楽しませるセリフ、フレーズを知りたい場合は、ぜひ「スマイル」をご購入ください。

人を笑わせ、面白いことが言える人間になれます。

 

※「スマイルGOGO -ギャグの教科書-」は、ダウンロード商品になります。
※決済後、担当者がダウンロードURLをメールでお送りいたします。
※DVD版(配送版)は、別途390円が掛かります。
※詳しくは、販売ページにてご確認ください。

 

 

追伸

本日にて、「スマイル」のプロモーションを終了いたします。

すでにご購入された方は、ありがとうございました。

今後は手に入れたギャグを演技の随所に組み込んでいただき、客を楽しませる話術を兼ね備えた素晴らしいマジシャンになっていただければと思います。

最後に、お詫びしたいことがひとつございますので、よろしければお聞きください。

今回のプロモーションは、読者の皆様がまだマジックを始める前、つまり、客だった頃の「マジックって楽しいな」と感じていた理由を思い出していただくために、少々キツい表現を用いて指摘させていただきました。

不愉快になられた方も、少なからずはおられるかと思います。申し訳ございませんでした。

アマチュアは、マジックの練習をすればするほど、テクニックしか磨かないようになります。

新しい技法を覚えたり、新しいマジックを覚えたり、新しいマジックを作ったり、新しいギミックを買ったり。

だから、僕のもとには、こんなメールが日々多く届きます。

「友人を楽しませたいんですが、○○○くらい凄いマジックを教えて下さい。」

マジックじゃないんです。

話術なんです。

誰もそれをわかっちゃいないから、もううんざりします。

ズレてるんですよ、みんな。

身につけなければいけないのは、新しいマジックでも凄いテクニックでもない。

今持ってる技術をさも素晴らしく見せることが出来る、そんな話術なんです。

それに気づいて欲しかった。

ただそれだけなのです。

そのため、今回のプロモーションでは、色んな角度からいろんな属性のマジシャンに響く言葉を用いて話術の大切さ、ギャグの有効性を指摘させていただきました。

自分がかつて、あの憧れのマジシャンのマジックを初めて見て感動した時、あの人は一体なにを話しながら演技をしていただろう。

そんな忘却の彼方にある記憶を思い出し、今後のご自身の演技力アップに繋げていただければ嬉しいです。


カテゴリー: 演技関連 | タグ: , , , , , | コメントする

ウザい友人を、しつける方法

客「タネ教えて!」
マ「口は堅いですか?」
客「はい!」
マ「僕もなんです(笑)」

こんな上手な「逃げ」がある。

一回期待させといて、一気に落とす。

がしかし、嫌な気分にはさせない面白いギャグである。

でも、「タネ教えて!」に対するギャグとして、このたった1個しか知らなかったらどうだろう?

別のマジックで、また言った時に、

「もうそーゆーのいいから(さっさと教えろ)」

と言われ、冷たい目で見られるだろう。

つまり、友人を嫌な気分にさせてしまうということ。

そんな態度を取られると、こっちもどうすればいいのかわからない。

ギャグを言ったつもりが、なぜか空気が悪くなってしまった。

どうしよう・・・。

これは、ギャグを身につけた素人によく起こる。

問題は、同じ客に続けて同じギャグを言うことにある。

どんなに面白い漫才でも、何回も見てたら見飽きるでしょう?

それと、同じ。

同じギャグは、何回も通用しない。

結局のところ、プロはいつも別の客に同じマジックを演じるが、アマチュアはいつも同じ客に別のマジックを演じなければならない。

だから、頻繁にされる質問の答えは、何通りも用意しておく必要がある。

たとえば、5種類。

これらをローテーションで使っていくと良い。

でも、たいていの客は3~4回目くらいで諦めて(気にしなくなって)、マジックに集中し始める。

ギャグで笑ってるのに、マジックが面白いと錯覚する。

「なにこいつのマジック、超おもしれぇ!」

すると、どうだろう。

マジックを楽しむことが、目的になる。

あなたのマジックを純粋に楽しんでくれるファンになる。

マジシャンたるもの、このステップがなにより重要。

客を、「教育」すること。

きちんと教育さえすれば、ウザい友人たちはしつけられた忠実な客となる。

・タネを見破る目的ではない
・演技中の妨害なんてもちろんしない
・むしろタネが見えてても全く問題ない

ただ、純粋にあなたのマジックを見ていたい。

そうすれば、もうギャグはいらない。

どんなにつまらないマジックをしても、友人たちは大喜び。

あなたがポケットからトランプを出すだけですぐさま人が集まるだろう。

が、おそらくあなたはそんなバカなことはしない。

ギャグを放棄するなんて選択肢は、あなたの中にはもうない。

ギャグの力に気づいたのだから、さらにギャグを取り入れることに全力を注ぐだろう。

レベルの低いマジシャンであればあるほど、「教育」を無視して考える。

ただなんとなくマジックを演じるだけ。

だから、友人たちがウザいままなのだ。

ウザい客に支配された空間でマジックを演じるなんて、苦痛でしかない。

考えるだけでゾッとする。

なぜあなたはまだそこにいるのか。

マジックは、客の最後の要求までがワンセット。

ここまで対応して初めて、友人が良い客になる。

ギャグの力は、やはり偉大だ。

http://magic-secrets.net/products/detail.php?product_id=96
(値上げまで、あと3日です。)

客を笑わせ、楽しませるセリフ、フレーズを知りたい場合は、ぜひ「スマイル」をご購入ください。

ウザい友人を黙らせ、ワクワクしながらマジックを見てくれるようになります。

※「スマイルGOGO -ギャグの教科書-」は、ダウンロード商品になります。
※決済後、担当者がダウンロードURLをメールでお送りいたします。
※DVD版(配送版)は、別途390円が掛かります。
※詳しくは、販売ページにてご確認ください。


カテゴリー: 演技関連 | タグ: , , , | コメントする