僕のクソ講師っぷりをご覧あれ。

こんにちは、海田です。

1月がもう半分以上終わってしまったなんて、相変わらず信じられないスピードで顔にシワが刻まれていきますね。

「新年明けましておめでとう」を、間違えて「あめまして」って書いて送信してしまった13日前が懐かしいです。

今日は、いよいよと言うべきか、満を持して「HERO」に関するとあるご質問にお答えしたいと思います。

じつは、販売開始時からこれまで、同じご質問を数多く頂いてきたんです。

いろんな方から、このたったひとつのご質問を。

———

「ザ・イントロダクション」を持っていますが、「HERO」との違いはなんですか?

———

でも、答えたくなかった。

こうやって記事にすることも悩んだ。

なぜならそれは、不透明なものだから。

プロモーションの最初でもお伝えさせていただいたとおり、「HERO」は「ザ・イントロダクション」の後継商品。

「ザ・イントロダクション」では、カードやコイン、日用品マジックを解説したが、

「HERO」ではカードマジックのみの解説となっている。

初心者向け教材なわけだから、当然「HERO」にて解説しているマジックは、「ザ・イントロダクション」とほぼ同じ内容だ。

(当時解説した技法の2019年仕様の技法アップデートを除く)

厳密に言えば、「ザ・イントロダクション」にて解説されていないマジックが、「HERO」で10個ほど解説されている。

したがって、残りの20個は「ザ・イントロダクション」で解説したそれと、ほぼ同じ。

でも、大事なのはそこじゃない。

「ザ・イントロダクション」はシーンに合わせて会話の雰囲気を変え、マジック業界で広まっている一般的な手順を解説したが、「HERO」はそのような縛りをなくして制作した為、完全に僕そのもの。

つまり、「ザ・イントロダクション」のような

「模範にしなければならない基礎的で一般的な演技」

では決してなく、

僕が友人を楽しませるためにいつも使っている話術やセリフ・ギャグをそのまま解説した、

「対友人向け」

の超実践型教材となっている。

サンプル映像をご覧になり、

「このギャグは自分には発言できない(このボディランゲージは恥ずかしくてできない)かもしれない」

と感じる方は少なからずいるだろう。

それは、その人と僕とじゃ、キャラが合わないってこと。

そのような方には、全く向いていないウンコみたいな教材だ。

(もしかしたら、発言の努力の末に、その内気な性格を「HERO」が変えてくれるかもしれないがそんなことはいまはどうでもいい。)

ついでに、基礎的で一般的な演じ方、つまり「基本の型」をまずは学びたいって人にも向いていない。

いきなり、僕の個性が大いに詰まった演じ方が強制的に刷り込まれる。

客との楽しそうな雰囲気を見て、僕の演技・セリフに洗脳され、それが史上の「解答」と認識し、自らのオリジナルの演じ方を考案する思考力も低下するだろう。

だから、あの時僕は自らをクソ講師と呼んだ。

そうならないために、特典としていろいろ付けているから、ぜひ期限内に手に入れていただきたい。

商品自体も好評だけど、特典もまた好評みたいだから。

覚えているかわからないけど、プロモーションの最初でこんなことを言った。

「どんなに簡単なマジックでも、セリフが変われば一流に化ける」

「HERO」は、それを学ぶための教材。

たとえば、YouTubeでマジックの動画を見るといい。

たいていのマジックは、ただ凄い現象だけのクソつまらん映像だから。

たとえば、僕が公開している「HERO」のサンプル動画を見るといい。

見てて楽しいと思うから。

「HERO」は、そこを目指す。

抜群に客を楽しませる話術を手に入れる。

一切無駄のない動きで、キレイな演技の運び方を手に入れる。

あなたをヒーローに変える。

そうなるために、たまたま簡単で初歩的なマジックを使っただけ。

だから、「HERO」において、解説したマジックなどどうでもいい。

それは、ご購入者様からいただく感想を拝見していてもそう思う。

このメルマガ読者の方々は、すでに初心者を卒業した方が多いことも、僕は知っている。

にもかかわらず、無駄な商品を紹介したりはしない。

無駄な商品を売りつけるくらいなら、ここで紹介せずひっそりと売るほうが性に合っている。

だから、すでに「ザ・イントロダクション」をお持ちの方で、「HERO」にもご興味をお持ちいただいているとしたら、安心してご購入いただきたい。

マジックの腕はそこまでレベルアップしないだろうが、話術は必ずレベルアップすると断言できる。

「ザ・イントロダクション」は「ザ・イントロダクション」で、物凄い教材だった。

だって僕が作ったんだから。

習得したテクニック、全82種のマジックの数々はどれも周囲を驚嘆させるものばかりだったはず。

そして、その事実は今も変わっていない。

マジックだけなら、「ザ・イントロダクション」の勝ち。

話術も同時にってなると、「HERO」の勝ち。

(だと思う。)

ただ、それだけの話なのです。

海田

http://magic-secrets.net/v/l/1c/

 

 

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無性にサンドイッチが食べたくなる、そんな内容

僕ね、この前、Aimerの「蝶々結び」っていう曲を聴いて思ったんだよね。

「これ、結んでるだけじゃん。」

って。

だってあれ、ただ蝶々結びしてるだけだよ?

蝶々結びする過程が、曲になっているから。

でも同時に、これって凄いなぁって思ったの。

そこに、ドラマが見えたから。

何も考えずにヒモを結ぶ、たった5秒間の作業が、詩になる。

その発想を、あなたのマジックにもどうでしょう?

何の変哲もない、ただのカード当てを面白くする秘訣が、そこにはあるんです。

ようするに、アマチュアの99%のマジックには、ドラマがないってこと。

多くのマジシャンは「サンドイッチカード」の現象をたくさん身につけているけれど、そのまま演じてもつまらないんだよ。

だから、なにかしらドラマを加えないと。

フィクションの設定を作ってあげないと。

演技に命を宿さないと、機械的なマジックで終わってしまう。

人がやるからこそマジックなんだから。

そこには、愛がないと。

ユーモアがないと。

Siriでも冗談が言える時代だよ?

んー、たとえばね、

———-
サンドイッチ伯爵(はくしゃく)って知ってる?
昔カードゲーム好きな人がいて、ご飯中もゲームしながら食べたい!って考えてた人がいたんです。
で、これってもしかしたら、重ねて食えば早いんじゃね?って思ったらしくて、そこからサンドイッチが誕生しました。
———-

こういう話の後でジャック2枚を紹介されたら、なんだか楽しくなってこないかい?

「またしょーもないトリビア言ってー」って思わない?

「今日はジャックに、サンドイッチのパンになってもらいます。」

なんて言われたら、ちょっとだけ興味湧いてこない?

何も変わってないんですよ、依然としてただのサンドイッチカードのままなんです。

でも客の食いつき具合が、それまでとは全く異なっていることに気づくはず。

こういったアレンジを少しでも加えることによって、客はあなたのマジックの虜になるんです。

そこに、一刻も早く気づいてください。

大切なのは、マジック以外です。

「HERO」には、Youtubeで種明かしされているマジックも解説しているって、僕は言ったよね?

タネとやり方だけ知ったところで、意味ないんだもん。

だれがなんと言おうと、古いタネなんて、もはや無料の時代なんです。

だって、YouTuberがアンビシャスカードのタネ明かししてチャンネル登録者数増やしてる時代だよ?

そんな方々からマジックを学んだあなたは中級者になった気分を味わっているときにようやくひとつの真理に気づくだろう。

どうして?

同じアンビシャスカードを演じているのに、自分が演じるのと、海田が演じるのでは面白さが全く違うの?

それは、あなたがまだ初心者だからです。

タネとやり方だけに価値を感じているからです。

ウケるためのマジックの在り方を学んでいないからです。

最初から学び直せ、とは言わないよ。

そんな鬼教師じゃない。

だから、タネじゃない別の部分を、イチから学び始めよう。

僕と一緒に。

ゆっくり丁寧に。

お喋りも含めて継承させるから。

どうか一流になってほしい。

僕のメルマガを読んでいるからには、絶対にそうさせる。

それが、僕の使命。

MAGIC SECRETSの存在意義なのだから。

http://magic-secrets.net/v/l/1c/

 

■デック・カムフラージュの解説

とてつもなく古いDVDを見て、今更こんなマジック・・・

と思ってたけど、やってみると意外に驚かれるんですよね。

中級者以上の固定観念とプライドによって殺され、一生書物の中でしか語られない名作ってきっとたくさんあると思うんです。

今日は、その氷山の一角をどうぞ。

http://magic-secrets.net/v/l/26/

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裸の女が歩いてたら?

面白い映画を見た。

パリの街で、ひとりの女性が全裸で歩いているシーンから物語は始まる。

その場にいた男性陣は皆、そのキレイな裸の女性に夢中である。

しかし。

その中で、たった一人の男だけがその女性を見ていなかった。

彼は、裸の女性に夢中な男性たちのポケットから財布やスマホ、さらには腕に巻いてある時計まで、いろんなものを盗み出していく。

決して本人たちに気づかれることなく。

彼女は、その後、彼と落ち合い、「今日のモデル代金は300ユーロよ」と微笑んだ。

―― 映画「フレンチ・ラン」より

 

新年あめましておめでとうございます。

海田です。

今年はどこにも行くことなく、たった4日で3キロも太るというわけのわからんお正月ライフを満喫しています。

どこで道を踏み外したのか、完全なる引きこもりになってしまいました。

今日こそ制限しないと太るって分かってるのに、美味しそうな料理が並ぶと目が輝く。

さっきまでの意気込みは一体どこに消えたのか。

それはまるでミスディレクションのようだなって思ったので、忘れないうちに筆を執っています。

冒頭の映画もそう。

あれだけターゲットの視線を逸らせることができればスリに成功したも同然です。

でもここで重要になってくるのは、

僕の料理の話

映画の裸の女性

のミスディレクションには、大きな差があるということ。

料理をね、腹8分目を遥かに通り越して、14分目くらいまで食べてるときって、僕には罪悪感があるんです。

これ以上食べちゃいけないって思いつつも、美味しいからやめられない状態。

でも、冒頭の映画のように、キレイな女性がいきなり全裸だったら、男だったら皆見ちゃうじゃん?

「いや、そんなの変態な海田さんだけでしょ?」

みたいなノリ悪いこと言わないで、今日は。

まぁ否定はしないけど、見ちゃうんだよ。

しかもね、その裸の女性を見てるときって、きっとその女性のことしか考えてないよね。

意識の全てが、その女性に向いている。

物凄いミスディレクションなんです。

マジックを勉強していると、たまに

「視線を逸らせるのがミスディレクションです」

なんて話をよく聞くと思うんですが、違うんです。

視線だけじゃなくて、意識の段階から逸らせるということ。

これが、ホンモノのミスディレクションです。

たとえば「アンコール」で、

「言葉の言い回しひとつで客の意識を逸らせることができる」

って話をしたんですが、

客に選んでもらったカードをデックに戻してもらい、

「それでは、カードをシャッフルします」

と言ったとしたら?

客はこう思うでしょう。

「それほんとに混ざってるの?」
「わたしにも混ぜさせて?」

じゃあ、どうすれば客に懐疑心を抱かれることなくマジシャンの平和が保たれるのか。

「それでは、カードをシャッフルします。・・・ラスベガスのカジノで行われてるみたいに。」

このひとことを付け加えた後にリフルシャッフルをするだけで、

「あー、確かにそんな混ぜ方しそう!」
「上手いね!」

ってなるんです。

意識が飛ぶんですね。

タネから遠のいていくんですよ。

もしかしたらギャグに発展するかもしれない。

「実はむかし、ラスベガスで働いてたんで(ウソ)」

みたいな。

「いや、ウソだからね? 信じないでね? キミすぐ騙されそうだからお父さん心配になっちゃった(笑)」

客がワッハッハしているときにマジシャンは堂々とトップコントロールをしてたんだけど、そんなこと誰も気づかないんです。

誰も気づかないどころか、どうでもいいんですよ、そんなこと。

ラスベガスの話で盛り上がったから。

そんなふうに一旦意識を全く別のところに持ってきておいて、またデックに注目してほしくなったら真剣な話をすれば良いんです。

「それでは、これからあなたの選んだカードを探します」

みたいな感じでね。

講師によっていろんなマジックの演じ方・教え方があるけれど、大事なことはたったひとつしかないかもしれないよ。

きちんと客の心理を先読みしてミスディレクションを使いこなしましょう。

それだけで2019年、あなたのマジックがもっとあなたらしさ溢れるものになる。

もっともっと、自然なものになる。

マジックマジックしなくなる。

「マジックだけ凄い人」じゃなくなる。

「おまえっておもろいよね」ってなる。

今年はそんな目標を胸に、マジックの練習をしてみてはどうでしょうか。

悩んだ時、全然上達しない時は、僕がいつもそばにいるので。

というわけで、2019年もMAGIC SECRETSをどうぞよろしくお願いいたします。

海田

http://magic-secrets.net/v/l/1c/

 

追伸

大晦日にたくさんの方からマジックの動画をお送りしていただきありがとうございました。

オリジナルマジックをお送りいただいたり、僕がDVDで解説したマジックや、音楽を歌いながらマジックをしたり、去年と全く同じ動画をお送りいただいた方などもおりまして、今回も前回同様楽しませていただいております。

まだまだ募集しているので、もしよろしければお見せくださいね。

http://magic-secrets.net/v/l/19/

あ、これを見るのが楽しすぎて外出したくないんだな、きっと。

 

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