リセットの解説と開発の前置き

こんばんは、海田です。

前回のメールがやたら迷惑メールフォルダに分類されていたらしいです。

なぜなんだー。

僕が契約している「メール商人」というメール送信専用のサーバーは、昔はちゃんと
届いていたのに、最近やたら届かないとの事例が・・・。

昔って言っても3年くらい前の話なんで、さすがに状況は変わってるのが当たり前なんですが(苦笑)。

確実にメルマガを受信するためにもできれば僕のこのメールアドレスを登録しておいてください。

今のところ、それが一番良い回避方法だと思います。

 

■開発

前回のメルマガ「改案」で、リセットのことに言及し、自己流の改案を紹介しました。

無事(?)要望がありましたので、解説動画を編集しましたので、ご覧ください。

http://www.magic-the-subtlety.biz/???.html
(「ザ・イントロダクション」ご購入者様限定公開です。)

多少角度に弱いという欠点は否めないですが、僕の中では出来る限り角度にも強い改案になっているつもりです。

最初の部分のAとKを置くシーンですが、Aをこっちに置いて、Kをあっちに置いて、まず使うのはAからね。みたいな流れが個人的にはちょっとくどいです。

もっとスマートな見せ方はないものか?

仕掛けのないレギュラーカードで「リセット」を演じる場合は、どうしてもパケット間のカードの入れ替えが必要なわけで、この件に関しては致し方ないのかなぁ、と。

とりあえず、中級者向けの作品ですので、あなたの今の状況と照らし合わせて練習・習得を考えていただければと思います。

上手くやれば、かなり驚愕の手順になっていますのでせっかくですから練習していただきたいですね。

詳しくは、「テクニカルなカードマジック講座2」(著:荒木一郎)をご覧いただければと思います。
(少し大きい書店には売ってると思います。)

さて、前回、「練習→習得?→改変→開発」という話をしましたが、気づいた人は気づいたかもしれませんが実は「改案」の話までしかしていませんでした。

今日は、次のステップの「開発」についてお話しようと思います。

マジックのネタの開発において、日本人で一番有名なのは益田克也さんでしょう。

知っている人は知っている。「WOW」とか「アンビリーシャスカード」とか有名な作品がたくさんありますね。

まさに、オリジナル。

今までなかった作品の創作、という分野です。

それは、ある技法と、ある原理を組み合わせた全く新しいマジックかもしれないし、現象自体が全く新しいユニークなものなのかもしれない。

とにかく、「開発」とは、自己流を作り込んでいくこと。

ただ、「開発」って言ってもあまりにも範囲が広すぎると思いますので、今回はトリック自体の開発についての前置きをば。
(新しい技法やマジック、新しい手順の開発も自分オリジナルの「開発」ということになりますからね。)

トリックカードというものがありますが、トリックカードの開発(いや、どっちかというと製作かな?)
についてお話ししていきたいと思います。

トリックカードは、旧「ザ・イントロダクション」では、「マジックの世界にはこんな奇妙なカードもあるんだぜ」ってことをご紹介するために演技・解説しましたが、新「ザ・イントロダクション」では入門教材という都合上、カットしました。

例を挙げるなら、こんなカードですね。

http://www.magic-the-subtlety.biz/trickcard.html

カード自体に仕掛けが施してあるカードです。

トリックカードには、いろんな可能性があります。

左のカードは、例えば相性チェックのマジックを演じるとして、4人のお客さんに1枚ずつカードを覚えてもらって、相性が良ければ4人の覚えたカードは全部同じ数字なんですよ、と。

で、一人ずつ覚えたカードを言ってもらうんですが、覚えたカードの数字は皆バラバラ。

最初から出していたこの予言のトリックカード(別のデックからぬいてきた、という設定)をビリビリと4つに破いて、「すみません、失敗です」と言ってお客さん4人がそれぞれ覚えたカードを全て抜き出します。

「マジシャンは、失敗したときは修正するんです。」とかなんとか言って破いた4つを表向きにすると・・・。

みたいな驚愕マジックも可能だと思います。

一方、右の真っ白なカードは、通称ブランクカードと呼ばれていますが、例えば表向きのハートの6の下に表向きにブランクカードがある状態にデックを持ち、ダブルリフトで裏向きに返して、着ている白いシャツにこすったら、カードの表面が真っ白になりました、とか。

まぁ例えばそんな演じ方があります。

いろんなトリックカードの存在やタネをバラした一例の紹介もモラルに欠けるので、これくらいにしておきますが、このようにトリックカードにはレギュラーカードでは到底行えないような奇跡の現象を生み出すことが可能です。

ただ、トリックカードを使ったマジックの失敗は財産にはなりません。

トリックカードを使った演技に失敗し、お客さんにトリックカードの存在がバレてしまったら、そのお客さんは、あなたがいつもトリックカードを使ってマジックをしていると思い込みます。

「このカードがあれば、自分にもできそう」

と、思われたら終わりです。

だから、絶対に失敗は許されない。

また、あと2つ、とても大事なことがありますが、次回のメルマガで、トリックカードの製作についてのビデオを公開しようと思いますので(とは言っても、どうするかはまだ未定です)、その時にお話しようと思います。

今日はあくまで、トリックカードの解説の前置きということで。
海田

 

追伸

僕の好きな言葉に、

「企画は記憶の複合体」(おちまさと)

が、あります。

おちまさとさんは、テレビ番組「学校へ行こう!」とか「『ぷっ』すま」とかを作ったプロデューサーですが、つまり、新たな企画は自らがこれまでに経験した記憶からしか産まれないということです。

今まで経験したあることと、今まで経験した別のあること、今まで経験したこれまたあることが合体したとき、初めて新しいアイディア、つまりオリジナルが産まれるんだ、と彼は言っているわけです。

オリジナルを開発するためにも、いろんな経験をすることが大事ってことですね。

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