同窓会があった。
久しぶりの顔ぶれと酒を飲み、男女構わず下ネタトークで盛り上がる。
ラストオーダーの時間が訪れた時、一人の女が、こう切り出した。
ねぇ、なにかマジックやってよ!
僕は、一瞬で皆の視線を奪うことになる。
待ってましたと言わんばかりに、僕は笑顔でトランプを取り出し、マジックに取り掛かろうとする。
目の前には、僕のマジックを期待している友人が7人。
ん?
ちょっと待て。
あぁ、なんてことだろう。
こいつもいたのか・・・。
学生時代、僕のマジックの邪魔ばかりしてきた超ウザい友人が一人。
- せっかくトップコントロールしたデックはそいつにシャッフルされ、リカバリーしかできないし。
- テーブルに置いたカードはすぐにめくられ、クライマックスの見せ場は殺させれてしまう。
- ギミックは壊すまで調べられたこともあったんだ。
あぁ、今日はこんなやつが客なのか。
でも、そんなことを考えている暇はない。
いま気づいても、もう遅い。
早くマジックを始めないと空気が悪くなってしまう。
せっかくの「流れ」を台無しにするなんて、僕にはできない。
友人たちは、ビールを持つ手を休ませ、僕の指先に注目し、まだかまだかと待っている。
残された時間は、たった7秒。
あと少しで演技開始のゴングは鳴り響く。
そして、それを逃せば、もう絶好のタイミングが訪れることは決してないだろう。
このウザい友人に演技を邪魔されず、7人全員を煙に巻き、楽しませるためには、一体どうすればいいだろう。
さぁ、ここで問題だ。
あなたなら、どうやって迷惑な客を味方につける?
- 驚きと楽しさが爆発するか
- まぁすごかった程度で終わるか
- それともやっぱり邪魔されて失敗するか
あなたの次のひとことが、そのマジックの成功を左右すると言ってもいいだろう。
スマイルGOGO -ギャグの教科書-
通称「スマイル」。
そのふざけた商品名とは裏腹に、こいつは人を抜群に楽しませ笑わせる。
演技前、演技中、演技後に使える、客を笑わせるセリフ、言い回し、ギャグを、55個解説したビデオ教材です。
僕がこれまで温めてきたギャグ、実践で使うとウケるセリフを一挙公開、という企画になります。
僕がマジックを演じてきた歴史において、これほど価値のあるものは他にないだろう。
マジックは上手いけど、話は下手な人って、そこら辺に溢れてますからね。
本当にマジックが上手くなりたいのなら、マジックの練習ばかりしてちゃダメなんです。
面白いことが言える人間にならないと。
マジックで「客を笑わせる」技術
ああ。
皆の心の声が聞こえてくる。
ええええ。またビデオ教材?マジックの解説じゃないの?
そう思ったなら、注意が必要です。
それは、“引きこもりマジシャン”の視点だから。
商品を買うとき、あなたは一体なにを買っているのか。
たとえば、OSP。
日本にはやってこない海外の未知の技法、アンダーグラウンドのマジックを解説したこのDVDを欲しがった目的は、一体なんだったのか。
- 日本では学ぶことの出来ない技法を知りたかったから?
- 自分のマジックの腕をさらに上達させたかったから?
- 他のアマチュアが出来ないマジックを習得したかったから?
かもね、かもしれない。
でも、そうじゃない。
目的は、そこじゃない。
ゴールはいつだって、
客をこれ以上ないほど驚かせ楽しませること
僕はマジック商品を作るとき、いつもこの考えを一番に考えています。
だから、僕のマジック商品を購入したお客様というのは、そこら辺のアマチュアがマジックを演じて得る反応よりも、ずっとずっと大きな反応を得ることになる。
商品を買うとき、果たしてあなたは何を買っているのか。
このギミックかっこいいやろー?見て見て!ドヤァ!
違いますよね。
そのギミックで起こすことのできる“驚き”を買っているんです。
じゃあ、「スマイル」は?
客を笑わせる技術を買うのです。
これは、いわば、客を笑わせるための技法集です。
ギャグのセンスのない人には、一生かかっても自分で思いつくことは到底できないでしょう。
自分が緊張している時、客を笑わせ、自分の緊張を解き放つセリフだったり、「シャッフルさせて」という厄介な要求から逃げるフレーズだったり、「タネ教えて」に対する上手な切り返しだったり。
客をガッカリさせず、怒らせもしない。
笑わせながら、事を運ぶ。
テレビに出てるマジシャンと比べられても、余裕で勝てる。
客の要求・発言に困ったことのある方なら、この商品の価値が瞬時に理解できるはずです。
たとえば、冒頭の同窓会。
僕なら、3秒で笑わせるね。
そして、警告する。
邪魔すんなよ、って。
あなたのマジックには、面白いセリフ・ギャグがあるか?
少し、思い出してみてほしい。
僕はいつでも答えを教えてきた。
そうでなければ、ブログの意味がないと思っていたから。
何かを伝えないと、何かを学んでもらわないとっていつも考えてブログを書き続けてた。
でも、今回は、答えを言わないでおこうと思う。
流し読みをするだけで終わってしまうのが、嫌だ。
という、たったひとつの理由から。
だから、お願いです。
少し考えていただくことは出来ないだろうか。
というわけで、「スマイル」のプロモーションでは、今回のように問いかけをするので、あなたなりの答えを見つけて僕に送ってきてほしいと思います。
さぁ、あなたなら、どんなひとことで友人の妨害を防ぎますか?
残された時間は、たったの7秒。
それでは、たくさんの回答をお待ちしております。
チクタクチクタク。
ウザい友人の邪魔を回避する具体的なセリフ、フレーズを知りたい場合は、ぜひ「スマイル」をご購入ください。
人を笑わせ、面白いことが言える人間になれます。
マジックショップ「MAGIC SECRETS」の店長。
運営理念は、「“本当に使える”マジックしか販売しない。」
自らの商品をきっかけに初心者からプロマジシャンになった顧客が大勢いる。
小学生から高齢者まで、本気でマジックを学びたい方を徹底的にサポート中。
他では買えない価値のある商品を生み出すことに全力を注いでいる。
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