トリックカードを使ったマジックの例と、演技の“そもそも論”

こんにちは、海田です。

世間はお盆休み・お盆休み明けですね。

僕んとこの会社も、12日くらいからお盆休みなんですが、僕は今日から21日までお盆休みです。

ふと、具体的にお盆って何日から何日までなんだろうか、と。

妹がJRで働いているんですが、外人客が予約しに来て(田舎過ぎて超レア)、「現在はお盆休みだから予約が取れない状態です。」ってのを英語で言いたかったらしく、わざわざ電話を掛けてきました。

お盆を? 英語で?

そんなん知るかーい(笑)。

「サマーホリデーとかサマーバケーションって言っとけば?」

と言って電話を切ったんですが、お盆って英語でなんて言うんだろうか。

そんなこんなで謎だらけのお盆。

グータラ過ごしたいと思います。

 

■前回のメルマガのおさらい

―――トリックカードのおさらい―――ここから―――

トリックカードの例を挙げるなら、こんなカード。

http://www.magic-the-subtlety.biz/trickcard.html

カード自体に仕掛けが施してあるカードです。

トリックカードには、いろんな可能性があります。

左のカードは、例えば相性チェックのマジックを演じるとして、4人のお客さんに1枚ずつカードを覚えてもらって、相性が良ければ4人の覚えたカードは全部同じ数字なんですよ、と。

で、一人ずつ覚えたカードを言ってもらうんですが、覚えたカードの数字は皆バラバラ。

最初から出していたこの予言のトリックカード(別のデックからぬいてきた、という設定)をビリビリと4つに破いて、「すみません、失敗です」と言ってお客さん4人がそれぞれ覚えたカードを全て抜き出します。

「マジシャンは、失敗したときは修正するんです。」とかなんとか言って破いた4つを表向きにすると・・・。

みたいな驚愕マジックも可能だと思います。

一方、右の真っ白なカードは、通称ブランクカードと呼ばれていますが、例えば表向きのハートの6の下に表向きにブランクカードがある状態にデックを持ち、ダブルリフトで裏向きに返して、着ている白いシャツにこすったら、カードの表面が真っ白になりました、とか。

―――トリックカードのおさらい―――ここまで―――

 

■トリックカードを使ったマジックの例と、演技の“そもそも論”

前回のメルマガで、トリックカードを使ったマジックでの失敗は財産にならないという話をしましたが、今日は、トリックカードを使ったマジックを演じるときに注意しなければならないことをお話ししていきます。

その前に、トリックカードを使ったマジックの演技と解説の動画を撮りましたので、まずはそちらをご覧ください。

http://www.magic-the-subtlety.biz/???.html
(「ザ・イントロダクション」ご購入者様限定公開です。動画が読み込めない場合は「F5キー」を押すか、ページを再読込してください。 配信時に近い時間帯は同時に何人も閲覧するため、快適に再生されない場合があります。そのような場合は1~2日後にご覧ください。)

さて、このように、トリックカードは簡単に自作できるものも多いですが、特殊な印刷自体を専門の業者にお願いする場合も多いです。

近年、やたらいろんな種類のデックが販売され始めましたがバイシクルの販売元であるU.S. Playing Card社が比較的小ロットでの生産を請け負い始めたことが理由でしょう。

まぁそんなことはどうでもいいのでトリックカードの話に戻りますが、前回のメルマガ(上記おさらい)でご紹介したブランクカードのような“モロ”トリックカードを使う場合は、奇跡的な現象が起こったように見せることがポイントですね。

奇跡的な現象が起こったようにみせかける。

今、サラっと書きましたが、とても重要です。

単に「ほら、こんなカードもあるんだよ」と手渡されたら、「へぇ~こんなカードあるんだー。すごいねー」で終わりますが、マジックとして演じる場合、(例えば上のブランクカードの例で言うなら)白いシャツにこすったら、表面が真っ白になったというマジック的動作が何より重要になってきます。

魔術的・魔法的な雰囲気や動作をいかに実際の魔法のように見せるのか、ってことですね。

まず、これがトリックカードを使う上で1つ大事なこと。

そして、もう1つ。(僕はこれが最も重要だと信じて止まないですが)トリックカードを使用するときは、仕掛けのないレギュラーカードで何かしらのマジックを演じた後が良いです。
(できれば、何かしらのマジックを演じまくった後)

もしくは、「あなたは、仕掛けのないカードしか使ってない」と信じてもらっているとき。

新規のお客さんにトリックカードを使ったマジックはあまりオススメできません。

「それ、ちょっと見せてよ」って言われるからですね。

普段マジックをしない初心者が興味本位でトリックカードに手を出したり、たとえ普段からマジックを見せていたとしても、新規のお客さん相手にトリックカードを使ったマジックを演じると、必ずそうなります。

お客さんが、

「どうせカードに仕掛けなんかないんだから、カードを調べても無駄」

って思い込んでいる場合のみ、トリックカードを使ったマジックは、最大限に生きる(活きる)のです。

さて、この2つに共通していることがあります。

それは、お客さんの頭の中で、

「そもそもトリックカードなんてものは存在しないんだ」

っていう考えが前提になっているという点です。

お客さんがトリックカードの存在について全く知らないということ。

「こんなカードも世の中にはあるんだよ」って言われないと、知る由もない。

だから、失敗は許されないし、仕掛けのないレギュラーデックでテクニックからなるマジックをいくつか見せた後にトリックカードを使ったマジックを見せると、効果的なんです。

具体的には、もしあなたが毎日マジックを見せているならトリックカードは1週間の最後の1回しか使わないとか。

6日間ずっと、レギュラーデックでマジックを演じて、お客さんに、そのカードが怪しいから見せてくれって言われても、どうぞどうぞ、私は怪しいカードなんか使ってませんよってノリで快くデックを調べさせてあげる。

6日間もそんなことをしていると、お客さんの心の中は、こんな考えになるんです。

「こいつ、フツーのトランプでこんなにすげーことできるのか!」
「タネは全くわからねーけど、こいつのテクニックすげーな!」

そこで、初めてトリックカードを使ったマジックを演じます。

そうすると、お客さんは、その現象がまさに奇跡だと勘違いしてくれるわけです。

これはまさしく、お客さんの思い込みの部分をコントロールしているということに他なりません。

トリックカードを使ったマジックを演じるときは、上のことを意識して演じると、驚きが倍増しますよ。

つまり、前回のメルマガと一括りにしてまとめると、

1.(前回の述べた)トリックカードを使ったマジックは財産にならない
2.魔術的・魔法的な雰囲気や動作をいかに実際の魔法のように見せるのか
3.仕掛けのないレギュラーカードで何かしらのマジックを演じた後が良い

ってな感じになります。

上のことを守って、正しいトリックカードの演じ方を学べばお客さんは、死ぬほど驚いてくれるでしょう。

では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

海田

 

追伸1

例の新しいサービスについて、2~3日後にメールを送ります。

公開予定の今月25日に間に合うか間に合わないか、若干微妙なところではありますが、またこのメルマガで連絡しますね。

遅くても、今月の終わりまでには公開できそうです。

僕自身、今までで一番楽しみであり、過酷でもあり、今後のマジック業界のスタンダードになるのでは?と思っております。

 

追伸2

例えば光も届かない、時計もない。

そんな、時間に囚われない場所で眠りについたら、3日後とかに起きそうなんですが、実際のところどうなんだろうか、と。

最近特に、ワケのわからん疑問でいっぱいです。

 

追伸3

最近メルマガを書くのが楽しくてですね、メルマガを発行する度にいただく感想メールなども本当に嬉しいです。

いただいた感想メールの個別の回答はしておりませんが(質問が入ってましたら返してますが)、非常に嬉しい気持ちで読んでますので、もし時間ありましたらメルマガの感想いただければ嬉しいです。

いつもありがとうございます。感謝です。

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