2013年11月5日発行のメルマガより引用(全文)



こんにちは、海田です。

メルマガを発行してなさすぎて、
そろそろ僕の死亡説が流れそうな今日この頃、
如何お過ごしでしょうか?

僕は10月くらいから新商品の映像制作に追われていて、
ここ1ヶ月間くらいは撮影以外でマジックをしていない
気がするくらい日常でマジックを演じていませんが、
それでも飲み会などで急に演じることになっても、
全くテンパらず、緊張もせず、スムーズに演じることが出来るのは、
僕のある性格が関係しているのではないかという仮説が浮上しました。

よく、喋る。

「ヒンバー」とか「OSP」とか「EA」とか「D6」とかの
職人さんとの対談音声やPV制作のNGシーンをご覧頂いた方なら
光の速度で頷いてくれると思うのですが、僕はとにかく喋ります。

真面目なマジックの解説とは打って変わって、
日常ではいつもバカやってます。

でも、そのおかげでマジックを演じるときに
全く緊張しないんだと、実践から少し離れて感じました。

よく喋るとね、その場の空気が自分のものだと思えるんだよね。

だから、全く緊張しない。

たぶん、マジックを演じて緊張する人って、
喋ること自体に緊張している方が多い気がするんです。

声が緊張しているとも言うべきか。

いや、「声がリラックスしていない」と
言い変えたほうが伝わるかもしれない。

喋ること自体に緊張しているのに、
同時に手を動かす作業で緊張しないわけがないだろう。

だからまずは、声を大にして笑おうか。

それが出来てから、今日のメルマガを読み進めていただきたい。






■精神論


2ヶ月ぶりのメルマガで、いきなり「緊張」の
話題から入ったのは他でもありません。

メルマガ転載用のブログで、まずは「緊張」と
検索してくれ、と言いたくなるくらい、
緊張に関するお問合せは後を絶たないからです。

なので、久しぶりに緊張に関する
アップデート情報を書こうかな、と。

(緊張しない人にも読んでほしいです。)

僕って、マジックを演じるときは、
もちろんマジックを演じていること自体を
楽しんでいるんですが、同時に悩める人たちの
視点に立って演じているんです。

なんで緊張が起こるんだろう?と。

だから、演技の途中で手順を
ド忘れしてしまうこともあるんですが(笑)、
まぁ今日はそんなことは置いといて。

緊張する仮定を自分に当てはめながら演じていると、
よく言われる「経験が足りない」とか「場数を踏め」とかの
軽い言葉で解決するなんて、指導者失格だなぁと。

まぁ経験が足りないとか、
場数を踏めってのもあるかもしれないけど。

でも、もっと重要なことがあると思うのです。

この前、読者さんからこんなメールが送られてきたんですが、
そこにヒントが隠されていました。


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私は人にマジックを見せる時、ひどく緊張するのですが、
『人を驚かせるぞ』と言うよりは、『楽しませるぞ』
という気持ちで演じたら、緊張感が全然違ったのです。
なぜか 『楽しませるぞ』というモチベーションで演じたほうが
ウケがよく、大成功!このモチベーションのおかげで、安心して
マジックができ、リラックスしながら人に見せる事ができました。

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この意識って、すごくユニークな解決法だと思いませんか?

「驚かせるぞ」と意気込むから、
プレッシャーに殺されそうになり、手が震える羽目に。

手が震えるのは、結局は「恐れ・不安」なので、
プレッシャーに負けちゃっている自分がいるわけです。

じゃあ「楽しませるぞ」に変えたら?

「これを演じたら、絶対あいつ驚くぞ。フフフ。」
「あーこのマジックを早く誰かに演じたい。ワクワク。」

この領域のマインドに達すると、
緊張・恐怖・プレッシャーなどは、ほとんどなくなります。

だって、早く演じたくてうずうずしている状態ですからね。

これぞまさしく、真のエンターテイナーの精神状態。

そうそう、上手いマジシャンってドヤ顔がすごいんですよ。

何かマジックを演じた後、拍手が始まる直前の、あの顔です。

( ̄ー+ ̄)ドヤァッ!

みたいな。

なんであんな顔が出来るのか?

自信があるから?

違う。

自意識過剰だから?

違う。

「マジックを演じている自分が、とてつもなく好きだから。」

つまり、自分に酔っているわけです。

でも、

フッ、今日もバッチリ決まったぜ。
ほぉら、今から拍手が始まるんだ。

なーんて、バカなこと思ってないと思いますよ。

そういうマジシャンは皆こう思っているんです。

「あぁ、俺はこの瞬間のためにマジックをしてんだなぁ」

自分の演技が、たくさんの人を楽しませてる。

それが嬉しいんです。

これが、ドヤ顔に隠れた心理ではないかと。

「驚かせるぞ」よりも、「楽しませるぞ」

「楽しませるぞ」よりも、
「やっとこのマジックを演じる時がきたぜ」のワクワク感。

お客さんにどう思われるかなんて関係なし。

むしろ期待なんてされてないって考えたらどうだろう。

ただ、自分が演じたいからって理由で演じてみたら?

だって、それを上手く演じきったら、
絶対にお客さんは驚いてくれるんでしょう?

ならば、それでいいじゃない。

でもその前に、ひとつだけ。

まずは、声の緊張を解き放とう。

声を大にして笑おう。

そして、その場にいることにリラックスしよう。

さぁ、ショーの始まりだ。






■「Project Business」


時は、遡ること9ヶ月前。

2013年2月の話。

「EA」と「D6」の販売開始が遅れに遅れ、
多くのメルマガ読者様がキレる寸前だったあの頃。

暇を持て余していた僕は、ひとつ、
おもしろい企画を打ち立てました。

「すべてのマジシャンが持つべきアイテムを作ろう。」

演技の最後にこれをすると、
すげー!カッコいい!ってなるやつ。

しかも、一度マジックを見せると、
出演依頼のオファーが来るかもしれない。

そんな、革新的で実用的なアイテム。

が、9ヶ月の時を経て、やっと完成した。

「Project Business」という名のもとで
開発が進められたこの新商品は、文字通り、

「すべてのマジシャンが持つべきアイテム」

と、自信を持って言えます。

たとえば、あなたが美容師さんだったとしよう。

なんとこのアイテムを使えば、勤務先の美容院も宣伝できるし、
自分がマジシャンってことも宣伝できる。

一度でもマジックを見せれば、
その人は美容院に足を運んでくれるかもしれない。

もちろん、あなた指名で。

逆に、マジックの出演依頼のオファーが来れば、
マジックを演じて報酬を得ることができるかもしれない。

結婚式でテーブルホッピングをして周ったり、
ちょっとしたイベントに呼ばれたり。

あぁ、なんて魅力的なアイテムなんだろう。

たとえばこのアイテムを、
プロマジシャン相手に見せてあげてください。

喉から手が出るほど欲しいって言うはず。

「お金払うから、どこで買えるか教えてくれ」ってレベル。

なんだかよくわかんないけど、ワクワクしてきませんか?

僕はいま、メルマガを書いていてワクワクが止まらない。

今回もまた、とんでもないものを作ってしまった。

これは紛れもなく、MAGIC SECRETS史上、最強の商品です。

今までの商品とは、全く異質の存在。(いろんな意味で)

無限の可能性が広がるこのアイテムを、
是非カードマジックの最後に組み込んでほしい。

今後のあなたのマジックが、
ただのマジックではなくなるから。

中途半端なプロマジシャンよりも、輝ける。

そして、自分を宣伝できるプロ仕様のアイテムです。

これから1~2ヶ月間かけて、
この「Project Business」のプロモーションを行います。

商品の詳細は随時お伝えさせていただきますので、
メルマガを頻繁にチェックしていただけると嬉しいです。






■「Sweep Change」の解説


前回の無料動画からずいぶん日にちが経過してしまいましたが、
無料動画ばかり期待されるのも嫌なので、今後どうしようかな、と。

最近、やたら「あれ教えて」「これ解説して」という
小・中学生らしきメールが増えてきてちょっと困っている状況です。

そんなホイホイ教えられないよ、ボーイ。

このメルマガで解説する無料動画は、
僕がその日の気分で、解説する技法・マジックを決めています。

なので、「これこれを・・・」という要望には
お応えできない可能性が高いです。

申し訳ございませんが、ご理解とご了承ください。

それでは長くなりましたが、「Sweep Change」の解説です。

http://www.the-introduction.com/freevideo/sweepchange.html

やっていることはただのサイドスティール(ボトムスティール)ですが、
さりげないデックの回転でスティールを行うので、バレないと思います。

演じる前に相手の目を見て、目の位置を確認し、演技に挑む。

角度に気をつけるマジックは、演技前にそのステップをお忘れなく。

次回は、中級者向けの基礎講座。

まだ習得してない方は楽しみにしていてください。



それでは本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

海田



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