こんなアメリカンジョークがあります。
ある会社の社長が、秘書にこう言った。

これから俺の言う通りに取引先への手紙をタイプしろ。
そして、翌日。
取引先に届いた手紙には・・・
拝啓
スミス様
スミス(Smithe)は、最後「e」がつくから気をつけろ。
あのバカはそれが上品だと思ってやがんだ。えーと、この度のお問い合わせの商品につきましては・・・
ジョーンズ! アレの卸値はいくらだ?!
あ? 80ドルか。じゃあ160ドルにしよう。当社も利益を度外視しまして、単価160ドルでご用意することが可能かと存じ上げます。
80ドルはあのバカの分だ。
ご連絡いただき次第、100個お送りいたします。
あのバカのeのやつ、たらふく食わせた挙げ句に女まで抱かせたのに、なんてセコい注文なんだ。
これだからケチな田舎もんってやつは困る。
これからも末永くお取引いただけますよう、あとは適当に決まり文句を並べとけ。
敬具
DVDの解説そのままのやり方で習得する人は、間違いなく素人です。
でも、なぜか変更を加えることに抵抗を抱く人もいるらしい。
僕が解説した通りに、僕と全く同じやり方で演じなければならない。
なんて思う必要は、全くないんです。
そんなことをすると、あなたはただのクローン人間になってしまう。
だから、どんどん変えていこう。
どんどんオリジナルに近づけよう。
毛が生えたような改変でもいい。
世界の裏側で、他の誰かが発表してる(かもしれない)技法だっていい。
突拍子もないムーブを無理やり加えたっていい。
どんな些細な改案でもいい。
ほんの少しでもいいから、変えてみよう。
1mmだっていいんだ。
そうすることで、あなたらしさが完成していく。
ギミックも、DVD(収録マジック)も、そんな風に扱ってほしいと思います。
言われたことをそのまま書くような秘書なんて。


マジックショップ「MAGIC SECRETS」の店長。
運営理念は、「“本当に使える”マジックしか販売しない。」
自らの商品をきっかけに初心者からプロマジシャンになった顧客が大勢いる。
小学生から高齢者まで、本気でマジックを学びたい方を徹底的にサポート中。
他では買えない価値のある商品を生み出すことに全力を注いでいる。




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