ソフトボールをバァさんに投げつける

そして、僕は、故郷・広島に帰ってきました。

ここはとんでもなくド田舎で、誰か見知らぬ人が歩いていたら、「あれは誰だ?」と近所で噂になるくらいのところ。

会話のできる番犬が放し飼いにされていると言ってもいい。

一体全体どこから覗いてるんだい、ジィさんバァさんよ。

このまま「町」という称号をいただいていてもいいのか、と心配になるくらい海と山と田んぼに囲まれた「村」なのです。

ほんとに子どもは、ひとっ子ひとりいないからね。

でも、星はめちゃくちゃキレイ。

どれくらいキレイかって言うと、これくらい。

http://magic-secrets.net/fr/star/

ね、ヤバイでしょ。

一方、僕が大阪から持ち帰ったものは、美しい星空とは桁違いに汚いものばかりだ。

丸焦げのHDDや、ドロドロに溶けたカメラに、灰まみれの小道具類。

他の人にはゴミにしか見えなくても僕にとっては積み重ねてきた全てであって、一縷の望みを繋ぐように大事に持って帰ってきた。

はたから見たら、もう死んでいる我が子を抱えて「まだ生きている」と言っている人にしか見えなかっただろう。

だが、それがなんだ。

僕はこれまでMAGIC SECRETSのお客様のスキルを上げるために全てを捧げてきたわけで。

これを失うと、僕が僕じゃなくなる気がしたんだ。

僕の全ては、MAGIC SECRETSを愛してくれている人たちの希望の光でもある。

だから、諦めきれなかったのかもしれない。

HDDは他のPCに繋いだだけで復旧できたデータも、少なからずあった。

でも本当に必要なデータは自力では返ってこなくて。

たくさんのデータ復旧業者に問い合わせ、またたくさんの業者にHDDを郵送した。

が、復旧を拒否されたり、無理だったと謝罪されたり、1台300万という金額を請求されたり。

それは、事実上の死亡宣告で、僕は諦めることを余儀なくされた。

悔しかった。

悲しかった。

なんで涙が出てくるかって、自分の手で積み重ねてきた歴史を同じく自分の手で処分するしか他にすることのないこの状況が、とてつもなく情けなかったから。

外で、ドロドロに溶けたカメラを拭いていると、小人の影が向かいの家の中で動いている。

目線を手元に下ろしたその瞬間。

近所のバァさんが、

「よーくん、帰ってきたんかー!」

と、窓から顔を覗かせた。

曲がった腰を頑張って持ち上げ、精一杯の背伸びをして。

あぁ、久しぶり。

この老人を見て思い出すのは、智くんとキャッチボールをしていた時の話だ。

僕がとんでもなくノーコンなせいで、僕が投げたボールは大きく逸れ、バァさんの家の窓を突き破り、食事中のバァさんの腰に命中してしまった。

僕は、逃げた。(スタコラサッサ)

が、この地域でそんなことをする人間は、わずか一名。

犯行に及んだ瞬間から、犯人は確定しているようなものだ。

指名手配犯は、自ら名乗りを上げることにした。

怒られなかった。

それどころか、笑って許してくれた。

あの時の笑顔と変わらない笑顔が、見上げた先にはあったんです。

「おかえり。」

それは、僕を一瞬で幸せな気分にさせた。

なぜ、火事が起きたのかはわからない。

でも、僕はまだ生きている。

幸いなことに、商品も一切燃えず、別倉庫で静かに眠っている。

まだかまだかと、嫁入りの日を楽しみに待っているんだろう。

少なくとも、僕にはそう見える。

僕は、これまで好きな商品を作ってきて、それはどれもご購入者様のマジックの腕を確実に上げてきた。

ひとりでも多くの観客を笑顔にするために。

ご購入者様の観客をね。

自信を持って、そう言える。

作り上げる製品はどれも自ら必要なもので、業界の人間もまた必要としているものばかりだった。

ならば、残された最期の商品たちの使命をまっとうさせるためにメルマガであなたに伝えなければならない。

これは、凄い商品なんだよって。

未だ見ぬご購入者様を、その商品たちが感動させることが出来るんだ。

そのために頑張ろう。

上手く言えないけど、そう思ったんでしょうね、僕は。

http://magic-secrets.net/v/l/a/

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このプロモーションビデオを見ても、MAGIC SECRETS製ヒンバーワレットがいかに優れているかわからないのなら、一度、他社製の安物のヒンバーを購入するといい。

MAGIC SECRETS製の素晴らしさに気づくのは、悲しいかな、いつも上級者ばかり。

そうじゃないんだ、僕が本当に望んでいることは。

どうせここに行き着くのなら、最初から最高の製品を所有していただきたいと、切に願う。
海田


商品の売上は、MAGIC SECRETSの復興に利用させていただく予定です。

ご支援頂ければ有難く存じます。

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