OSP2とOSP3の違いで確かに言えるのは、ダブル・ターンノーバーの推奨が3作目で更新されている点だ。
今のダブル・ターンノーバーを見直したいなら、どっちを選ぶかの答えはOSP3になる。
OSP3の正式名は「Overseas Project 3」。
2012年に始まったOSPシリーズの3作目で、海外の斬新なコントロールと未知のカラー・チェンジを集めた3枚組DVDだ。
マジシャンの海田洋祐が、10年後に見返しても通用するよう、未来で流行るマジックを考えて選別している。
OSP2とOSP3の違いは何か、どっちを選ぶべきか

確かな違いは、ダブル・ターンノーバーの扱いだ。
OSP3は、パート2までの推奨をアップデートし、より自然に見えるダブル・ターンノーバーを解説している。
違いの中心は、ダブル・ターンノーバーの更新
OSP3では、Stuart Gordonのダブル・ターンノーバーを、今までより自然に見える手の動かし方で解説している。
狙いは、明らかに一枚しかめくっていないと印象づけることだ。
少し挑戦的な手法を扱う。
YouTubeで一般的とされているやり方を否定した上で、より自然に見える方法を示す構成になっている。
パート2までの推奨のまま演じているなら、あなたの手つきを見直す材料になる。
シリーズ3作目の中身と、判断の目安
3作目の収録は、海外のコントロールとカラー・チェンジが中心だ。
今のあなたの状況と照らすと、次のようになる。
| あなたの状況 | OSP3で確かめられること |
|---|---|
| ダブル・ターンノーバーを見直したい | 更新された手の動かし方の解説 |
| 同じコントロールばかり使っている | 日本でほとんど知られていないコントロール |
| 自分の手つきに自信が持てない | ダメな例と良い例の比較映像 |
| 手順の中身を入れ替えたい | コントロールとカラー・チェンジの両方 |
OSP3には何が収録されているのか

OSP3は3枚組のDVDで、海外の斬新なコントロールと未知のカラー・チェンジを英語で集め、日本語で解説している。
ダブル・ターンノーバーの解説は、その収録内容の1つだ。
収録内容の一覧
- 海外の斬新なコントロールと未知のカラー・チェンジ
- Stuart Gordonのダブル・ターンノーバーの解説
- ダメな例と良い例を並べた比較映像
- 瞬間移動のカードマジック
- 本編で語れなかった技法の基礎と応用を解説した特典の動画(ダウンロード版)
演技の映像は、客と会話しながら進める形ではない。
美しい音楽に合わせて演じる作りだ。
使う道具と難易度
収録のマジックは、仕掛けの無いレギュラーデックだけで演じる。
トリックカード、仕掛けのあるデック、ブランクカードは使わない。
ギミックを作る準備も、演技直前の準備も要らないので、いつでもどこでも演じられる。
難易度は簡単なものから高いものまで幅がある。
全体としては、カードマジックの中級者レベルだ。
流行ではなく、10年後を見た選別
収録は、今の流行を追うのではなく、未来で流行るマジックを想定して選んでいる。
10年後に見返しても通用することが基準だ。
日本では名前を聞いて分かる人が少ないコントロールも入っている。
収録のサンプル映像
OSP3で演技はどう変わるのか

変わるのは、手順の中身を自在に入れ替えられる点だ。
コントロールとカラー・チェンジを1つの教材で学べるので、ルーティンの複数の場所を同時に差し替えられる。
コントロールとカラー・チェンジを、同時に入れ替える
いつも同じコントロールで始めて、同じ流れで終わる。
そのルーティンは、見ている側にも先が読めてしまう。
日本でほとんど知られていないコントロールを手に入れれば、他のマジシャンと同じ演技にならない。
カードが一瞬で変わるカラー・チェンジも、手順の別の場所に組み込める。
かっこ悪い手つきを、比較映像で見つける
この教材には、ダメな例と良い例を並べた比較映像を収録している。
何がかっこ悪い演技なのかを、先に映像で示す構成だ。
自分の手つきの悪さは、独学ではなかなか気づけない。
誰も指摘してくれない部分だからだ。
比較で見れば、直すべき箇所がはっきりする。
OSP3はどんな場面で使えて、誰に向くのか

想定しているのは、基礎を終えた準中級者から中級者の、クロースアップを演じるカードマジシャンだ。
基礎の途中で、まず1つ目の教材を探している段階の人には、難易度の高いものが混ざる。
使いどころ
- テレビで見たマジックをせがまれた場面で、その上を行く現象を見せる
- マジシャン仲間の前で、日本では知られていないコントロールを使う
- いつものルーティンのコントロールを入れ替えて演じる
- テーブルのない場でも、条件を選ばずにクロースアップとして演じる
- カードが一瞬で変わるカラー・チェンジを、相手の目の前で見せる
販売ページに届いたレビュー
販売ページに届いたレビューには、マジック自体は比較的簡単なものからかなり難しいものまで幅があるという声があった。
やや実用的でないものもいくつかあるが、他の人と違うマジックが好きならおすすめだと書いた購入者もいた。
同じ購入者は、マジックそのものだけでなく、いろいろなコントロールの技法を同時に学べた点を良かったと書いている。
収録を全部そのまま現場で使うのではなく、自分のルーティンに合うものを選ぶ使い方が向く。
手に入れる前に確かめておくこと

OSP3の価格は28,700円。
3枚組のDVDに、本編で語れなかった技法の基礎と応用を解説した特典の動画(ダウンロード版)が付く。
使うのは仕掛けの無いレギュラーデックだけなので、別に買い足す道具は無い。
確かめるのは3つだ。
ダブル・ターンノーバーを見直したいか。
同じコントロールばかりの手順を変えたいか。
中級者レベルの難易度に合う技術があるか。
当てはまるなら、OSP3が選ぶ側になる。
手に入れた後は、他のマジシャンと同じ演技にならず、10年後も自分の代名詞として使える技術が手元に残っている。
テレビで見たマジックをせがまれても、その上を返している自分がいる。
詳しくはOverseas Project 3の商品ページから見られる。
よくある質問
簡単なマジックだけが入っているのか
入っていない。
難易度は簡単なものから高いものまで幅がある。
全体としてはカードマジックの中級者レベルだ。
テーブルのない場でも演じられるのか
演じられる。
条件を選ばずにクロースアップとして演じられる使いどころを想定している。
使うのは仕掛けの無いレギュラーデックだけなので、持ち物も増えない。
特典の動画には何が入っているのか
本編で語れなかった技法の基礎と応用方法の解説が入っている。
ダウンロード版で、本編の3枚組とは別に届く。
映像は、話しながら進める形なのか
演技の映像は、客と会話しながら進める作りではない。
美しい音楽に合わせて演じる。
海外の内容は英語で集め、日本語で解説している。
この記事のポイント
- OSP2とOSP3の確かな違いは、ダブル・ターンノーバーの推奨が更新された点
- OSP3は、海外のコントロールと未知のカラー・チェンジを集めた3枚組DVD
- 仕掛けの無いレギュラーデックだけで演じ、難易度は中級者レベル
- ダメな例と良い例の比較映像で、自分の手つきの差に気づける
- 価格は28,700円で、特典の動画(ダウンロード版)が付く

マジックショップ「MAGIC SECRETS」のサポートライター。
国内外のマジシャンコミュニティを毎日巡回し、現場で起きている疑問やつまずきを拾い集めて記事として届けている。
信条は「練習中の小さな“なぜ?”こそ上達の入口」。
初心者からプロまで、誰もが抱える疑問に正面から向き合い、明日の練習で試せる答えを返すことを使命としている。
寄せられた一つひとつの声に真剣に応えるのが日課。



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