さて、重大発表の時間です。
ヒンバーとEAは、
2021年限定色
が出ます。
詳しくは、本日の動画にて。
■あのマジシャンよりも凄いと言われる方法
僕は、
OSPシリーズやビューティ・ミッションのような
誰も見たこともないようなマジック
を得意とするもんだから、
「海田さんって普通のアンビシャスカードとかしないんでしょ?」
というイメージを持たれがち。
だが、決してそんなことはない。
「HERO」で解説したマジックはどれも簡単だがしかし僕がいつも演じている手順そのものだ。
なんなら昨日も、めちゃくちゃ普通のアンビを演じたばかり。
でもあまりに有名すぎるマジックは、リクエストがあったときしか演じない。
「この前テレビで見たアレやってほしい」みたいな感じで。
今日は、それに対する最も良いルーティンを考察していきたいと思う。
で。
いきなり結論から話すんだけど、
そのとき流行ってるマジックをするのがいちばん客の反応が良い。
スナップディールを使うマジシャンがテレビで何度も取り上げられて、反響が凄かったらそれを演じる。
アンビシャスカードならアンビシャスカードを。
ルービックキューブならルービックキューブを。
オリジナリティには欠けるけど、全く同じものをリアルで見せてあげる姿勢は、単純に客の反応を取りにいくだけなら非常にお勧め。
そりゃそうだ、すでに客の中で熱狂している現象なんだから、それに乗っかりさえすれば反応は良いに決まってる。
僕はあまりしないけど、それでも過去に実際にテストをして検証したことがあるからお墨付きだ。
しかし、これだけで終わるなんてもったいない。
せっかく僕のマジックを期待して、懇願してきた友人にさらに上の驚きを提供したい。
さぁ、あなたならどうする?
僕は最近になってようやく言語化できた。
「この前テレビで見たアレやってほしい」
これの最高の活かし方を。
たとえば、
「トランプが一番上にあがってくるマジックをやってほしい」
と言われたとする。
この時点で、十中八九アンビシャスカードのことだと察するわけだが、
「このマジックのことかい?」と言わんばかりに適当に2~3回あの一般的な現象を披露してみせる。
ここからがポイントだ。
僕は知らずしらずのうちにやってたんだけど、
「もっと凄いマジックがある」と言って、
ビューティ・ミッションに解説している全く新しいタイプのアンビシャスカードを演じるわけ。
そうすることで、
「なにこれ、テレビで見たやつよりすごい」
となる。
「なにこの人、あのマジシャンより全然凄いじゃん。」
という圧倒的な印象を与えることができる。
もちろん僕の商品で解説したマジックじゃなくてもいいんだけど、何でも良いから「テレビ以上」を持っておくと有利。
こういった順番で演じると、元々すごいマジックがもっとすごいマジックに見えるし、
テレビに出たマジシャンを利用して自分をもっと凄いマジシャンとして印象づけることができるから、
見せ方ってほんと大事。
さぁ、少しだけ考えてみましょう。
あなたが昨日演じたそのマジックを
もっと凄いマジックだと印象づけるためには、一体どんな別のマジックが必要でしょう?
「同ジャンルにおいて、さらに不可能性の高いマジック」
闇雲に練習するのではなく、戦略的に思考しながら練習すると、最も良いルーティンというのが見えてきます。
もし可能なら、OSPパート3とビューティ・ミッションが、
あなたのマジックの凄さを強調する手助けができますように。
3月発売開始ですのでお楽しみにお待ち下さい。
それでは、また次回。
海田