こんばんは、海田です。
いつの間にか3月が半分も終わってしまって、
3月中の発売開始は果たして間に合うのか?!
という焦りが表れ始めましたが、間に合わないことよりも品質管理を徹底したいのでもうしばらくお待ち下さいね。
というか、ついこの前「あけましておめでとう」と言った気がするのにもう少しで4月とかヤバすぎますよね。
僕はもうこれ以上の老化には耐えられない。
さっさとスマホが目の中に入って、脳とインターネットが繋がって、DNA遺伝子を自由にプログラミング改造してシワやタルミをワンクリックで修復できる世界になればいいのに。
・・・おっと、話が飛躍しすぎましたが、現実はというと、D6の品質検査を行っている段階で、それが終わればいよいよ販売開始となります。
(以下、発売開始商品をまとめました)
新発売
Overseas Project 3
ビューティ・ミッション
4~5年ぶりの再販
ヒンバーワレット(パスケース)
Escape Artist
December6
次回のメルマガで
具体的な販売開始日を発表させていただきますのでお楽しみに。
■ 息子「ねぇ、俺マジシャンになりたいんだけど」
僕の商品はこれまで数多くのプロマジシャンを生んできた。
初心者からはじめて、今やマジックバーでマジシャンをやっている方はたくさんいる。
この前も、久しぶりですってTwitterでDMをいただいた。
なんなら世界のマジシャンの頂点を狙っている方もいる。
本当に嬉しく思う。 ほんとうに。
うまくマジシャンとなり生計を立てることに成功した人たちは一体何をどう考え自分の職業を決めたのだろう。
他人の人生を自分に投影しながら、そんな事を最近よく考える。
コトの発端は、以下のツイートから。
ことし小学校に入学する子どもたちの65%は、今の時点で存在さえしない職種に就くことになる。
今日のお話は、このIBMの衝撃的な研究レポートを知っていなければワケワカメかもしれない。
僕の個人的な話で申し訳ないけど、最近、垢抜けた。
なんか、色々どうでもいいやと思い始めた。
だから、今日のメルマガも書くことができたんだと思う。
僕の母親は常識人なので、僕の仕事はありえないと思っている。
きっと、今でもそう思っている。
応援されたことは一度もない。
自らの意志と信念だけで、僕はここまで突き進んできた。
海田の智くんのほうはオリックス・バッファローズで親からとてつもなく応援されているのにね。
それを見て何度も羨ましいと思ったし、同時にとてもとても悲しかった。
彼は地元のヒーローで、僕はわけわからん稼ぎ方をしている地に堕ちた闇の商人。
僕は自分に子どもが生まれたら、もしかしたら母親には一切会わせないかもしれない。
「常識」の教育は、9年間の義務教育だけで必要十分。
過去の固定観念に囚われず、もっと柔軟に最新のテクノロジーにワクワクして常識とか非常識とか関係なく伸び伸び生きてほしい。
こんなことを話すと、今日の海田は久しぶりに海田らしくてブッ飛んでいると思われるかもしれませんが、そんなことは決してなくて。
きっとあなたにも人生で悩んでることはあると思う。
本当はマジシャンとして活躍したいのにどうすればいいかわからないとか。
本当はこのマジックをやって世界に羽ばたきたいとか。
なんならマジックとかどうでもよくて、世界一の作家になるんだとか。
誰もが無理って言う、そんな夢があると思う。
それを壊しているのは、もしかしたら親かもしれないよ?
むかし、ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」という本を読んだ時、こう書いてあった。
「一生懸命に勉強していい成績をとれば、いい会社に入ってたくさん給料がとれるようになる」
両親は私にそう言い続けてきた。
こども達に大学教育を受けさせよう。そうすれば人生で成功を収められるから、と。
親の期待に添うべく私は上を目指してひたすら働き続けた。
しかし、私は自分が両親から言われた事を、そっくりそのまま息子に言っている事に気付き始めた。
世界はこんなにも変わりつつあるのに、親が子に与える忠告は何一つとして変わっていないのだ。
いい教育を受け、いい成績をとるというのはもはや成功へのパスポートではない。
それなのに、だれもその事に気付いていない。こども以外誰も。
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」より引用
この本には数多くの人生の名言が書かれているが、他のどの名言よりもこの言葉は僕の心に強く響いた。
偏った考えと言うのならそれで終わりなんだけど、
きっとかつての僕のように悩んでる人っていると思うんです。
あなたを愛すが故に間違いなく親は反対するんだけど、まずは説得することから始めてみよう。
それでも無理なら、そこで初めて我が道を進もう。
諦めるという選択肢は、僕たちの辞書にはない。
でもね、その仕事を「悪」だと思われておきながら突っ走るなら、絶対にブレないで。
描いた未来を忘れず常に思い出し、信念を曲げずに続けてほしい。
幸いにも僕には、実績ができた。
たくさんの素人が僕の商品からマジックをはじめて無事プロマジシャンになった。
「すごいマジックを教えてくれてありがとう」とか
「出来なかった技法ができるようになったよありがとう」とか
「自分の経営しているバーがマジックバーになりました」とか
そのそれぞれの一文は、間違いなく僕の生きた証になっているし、もし許されるならその人の記憶の中で永遠に生きていたい。
本当にこの仕事を選んでよかったと思う。
いいですか。
自分のやる仕事が100%正しいと信じて突き進まなければならないんだけど、後になってから「正しかった」とわかるんです。
それをどうか忘れないでほしい。
誰がYouTuberを想像できた?
誰がインフルエンサーという仕事が成立すると思った?
誰がこんなに動画編集が一般に普及すると思った?
誰がスパチャで稼げると思った?あんなのただの寄付ビジネスだよ?
ことし入学した小学生が成人し就職する時、65%は2021年の時点で存在さえしていない仕事に就く。
可能性は無限大なんですよ。
過去に囚われるのではなく、未来に生きてください。
親や他人に強制された思考を鵜呑みにし、閉じこもるのではなく、その檻の外を自由に羽ばたいてほしい。
あなたのマジックを日本中の人に、いや、できるなら世界中の人に見せてあげてほしい。
海や人種を超えて驚きと感動を与えてほしい。
だって、僕の商品でマジックを学んでいるんだから、
それくらいの知識と技術は持っているはずだもの。
追伸
老人の死に関わる看護師がこう言っていました。
死ぬ時、みんな何を言い残すと思う?
「もっと挑戦すればよかった」って言って死ぬんだよ、みんな。
その言葉をいちばんよく聞く。
僕、わかるんですよね、それ。
絶対にあなたも言うと思う。
だから、もっと挑戦して。
人生は、自分が蒔いた種しか実らないんだから。
失敗してもいいじゃない。
やらずに死ぬなんて考えられないよ。