トランプマジックの種明かしは、いちばん最後にあります。
その前に、マジックを演じる上でとても大切なことを解説しておりますので、最後までお読みいただければ嬉しいです。
この時代にあなたはどのマジックを学ぶのが正解か
その場にあったプラスチックのトランプでマジックを演じる機会があったんです。
慣れないカードだから準備運動の意味でアンビシャスカードをやったんですが、その場にいる全員がタネを知っていて戦慄しました。
え、もうそんな時代なの? え?
ってなった。
僕の演技は下手じゃなかったはずなんだけど。
結局、こんな感じの凄いマジックを覚えるしかない
唯一の救いは、
「タネはわかるけど、手つきが凄い」
と、謎の同業者視点の感想をもらったこと。
嬉しいけど、評価基準がズレている。
マジシャン相手にはテクニックを褒められるマジックを演じるが、一般客相手には驚かせ楽しませるマジックを演じるのが基本ですよね。
その日は、どこで知ったかタネを熟知している4人の一般客。
それなら、もっとすんごいカードマジックをやりましょうということで誰も見たことのない未公開マジックを演じると、ようやく彼らは僕の理想とする「観客」になってくれました。
YouTubeのマジック種明かし動画では、肝心な部分が身につかない
悲しいかな、インターネットの普及や種明かしYouTuberの影響で、古典の傑作が死につつあります。
生かすには、あなた次第で最高のプレゼンが必要不可欠。
でも難しいよね、セリフを考えるのって。
だから絶対にビューティ・ミッションのカードマジックを学んでほしい。
「セリフが不要」とは言わないけど、「斬新である」という意味では客を抜群に驚かせるはずだから。
僕は最近、「シカゴ・オープナー」ならぬ「ヒロシマ・オープナー」というカードマジックをよく演じているのだけれど、
現代的に仕様を変更し、ユニークな手順を加えた誰も見たことのない「シカゴ・オープナー」の手順です。
マジックを演じる優越感は、「何そのマジック気持ち悪い」って顔をされながら凄い凄い言われることじゃないですか。
ビューティ・ミッションは、古典より遥かに練習が必要だけど、身につけた時の喜びと、客のあの驚いた顔は間違いなくプライスレス。
古典のアンビシャスカードを演じた時のそれとは食いつきっぷりが段違いです。
いま時代は変わりつつあります。
「すごい、もう一回やって」という当たり前のように聞いてきたその言葉が、徐々になくなっていき、
いつしか「それ知ってる」に取って代わるかもしれないこの時代にあなたはどんなマジックを学ぶべきか。
今こそ、知識と技術をアップデートする時です。
ビューティ・ミッションは、僕の直近10年間の結晶。
動画を撮られることを拒み、外部への流出を大切に守ってきました。
「誰も見たことない」が詰まっています。
- アンビシャスカードの上位版
- サンドイッチカードの上位版
- オールバックスの上位版
誰もが知っているあのカードマジックの、とても賢い巧妙な上位互換ルーティンばかりです。
「それ知ってる」とは言わせません。
何を演じたら正解かわからないこの難しい時代に、
当たり前のように「すごい、もう一回やって」をもらう。
さぁ、今こそ新しい扉を開きましょう。
簡単なカラーチェンジ種明かし「アラインメントムーブ」
マジックショップ「MAGIC SECRETS」の店長。
運営理念は、「“本当に使える”マジックしか販売しない。」
自らの商品をきっかけに初心者からプロマジシャンになった顧客が大勢いる。
小学生から高齢者まで、本気でマジックを学びたい方を徹底的にサポート中。
他では買えない価値のある商品を生み出すことに全力を注いでいる。
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