こんなもん売るなマジで

今日は、OSPパート3に解説されているマジックをひとつ、ご紹介しましょう。

http://magic-secrets.net/v/l/2f/

(序盤、宣伝タイムにて公開)

このマジックの解説(DVD本編)で、こんな事を言いました。

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原案のやり方は、もう本当に難しすぎました。
百発百中でタネがバレてしまう、珍しいマジックでした。
「こんなもん売るなマジで」って思いましたからね。
ですので、僕が工夫したネタバレが起きにくいやり方を解説します。
バレにくさ、成功率ともに原案よりも優れていますので、ご安心ください。

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パート2の3枚目のディスクでも言ったけど、原案の解説じゃ難しすぎるってことがよくある。

むかし、トリックスが発行していたマジック誌「とりっくBOX」を買っていた時、ジャズエーセスかなんかの解説で、

「自分オリジナルの技法は武器になるという理由から、あの時はテキトーに解説してしまった。」

という懺悔記事を読んで、「ふざけんな」と思ったことがあるんだけど、

もしかしたら、それがすべての始まりなのかもしれない。

し、「あぁそういうことか」と僕は少年ながら悟ったのかもしれない。

なぜならマジックの練習をしてると、その連続なんだよね、実は。

つまり、

「いや、おまえ絶対これ誰にも習得させないつもりで公開しただろ?」

って言いたくなるほど難解な解説を、結構な頻度で目にする。

99%の人は、そこで「これは無理だろ」って諦めてしまうんだけど、どういうわけか僕は違う。

そのマジックを解剖し、できない理由を見つけ出し、どうやったら簡単にできるかを探る。

必要なら数ヶ月間さえ、たったひとつのマジックの改良に身を捧げていることだって日常茶飯事。

どうしてだろうね。

たぶんだけど、

僕含めそれを買った人皆ができなくても、「すごいマジックには違いない」って認めているから

だと思う。

発表した本人にしかできないほど難しいんだから、もし簡単に習得できるように僕が解説しさえすればMAGIC SECRETSのお客様は残り1%の希少種になれる。

僕の数ヶ月にも及ぶ研究の解答が15分で解説されているんだから、きっとこれだけでも価値があるって言ってくれる人は、多いと思いますよ。

パート3の販売開始まで、ぜひ楽しみにお待ちくださいね。

海田

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ティルトに飽きたあなたへ。

こんにちは、海田です。

今年は、やけに暖かいなぁと思って気温を調べてみると来週からようやく寒くなるらしく、別の意味で震えています。

田舎の冬は、想像以上に寒いのです・・・。

新型コロナはもちろんですが、風邪などにもお気をつけてお過ごしください。

前回の動画でチラッとお話した通り、

OSPパート3

と、

Beauty Mission

というDVD教材を、近々販売開始する予定です。

現在制作中の革製品のギミックの再販に合わせて発売開始したいので、今しばらくお待ち下さい。

遅くても3月ごろまでには発売開始できそうです。

いつも通りの高クオリティなので、もはや特に言うこともないですが、メルマガや動画などで徐々にリーク情報を公開していけたらなと思います。

さて、本日は、ティルトのバリエーションです。

http://magic-secrets.net/v/l/2e/

少々熱く語りすぎてしまいましたが、こういった演技の細部を学ぶことで、真に客を楽しませるマジシャンになるものです。

ただ単にマジックの種を知って上達するのは、中級者のみ。

ここで言う「中級者」とは、

会得した技法を、自ら再考し、自分なりのハンドリングで再構築し、全く新しい技法へと変貌させることができる者

を指します。

その諸行無常の過程において、様々な疑問や障害が訪れるでしょう。

そのひとつが、今回の動画の後半のほうで解説しているジョシュア・ジェイの問題点についての指摘です。

結局のところ、客がマジックを見て驚くのは、自分の常識が通用しない現象が起きたからに過ぎません。

その現象には、少しの違和感さえも許されないのです。

「あ、いま何かしたな」とか
「さっきの動作怪しいな」とか

そういったことをどれだけ排除できるかが、驚きを最大化させることにつながります。

この動画を見終わった後で、あなたがいつも演じているマジックを見直してみると良いと思います。

「ここは怪しくないだろうか」とか
「もっと良い表現がないだろうか」とか。

最高のマジックに仕上げるためには、なくてはならない工程なのですよ、これは。

それでは、また次回。

海田

 

追伸

じつは、OSPパート3では、この無料動画よりも強力な錯覚を生むティルトを解説しています。

そちらもぜひお楽しみに。

あ、そうだ。

言い忘れていましたが、僕はマジックに関して言えば、比較的むかしの人寄りの考え方です。

いわゆる、古い人。

つまり、

原則「タネ明かしは禁止」派です。

「サーストンの三原則」大賛成派。

ね、古いよね。

それは、かつて僕にマジックを教えてくれた先生に起因するものですがその話はまたいつかのために取っておきましょう。

とにかくその考えが呪縛のように僕を束縛しているせいで自由になれずにいます。

そのため、

不特定多数が閲覧可能な場所で種明かしをするのってモラル的にどうなんですかね・・・

という話なので、

もし僕が解説した技法・マジック以外で、「この人のマジックをもっと知りたい」と思った場合は、どこか他のマジックショップで購入すると良いと思います。

(あいにくMAGIC SECRETSでは、第三者の教材を販売することは辞めてしまったので。)

無料でマジックを学ぶことは、表面上は可能ですが、よりプロフェッショナルな知識を深く学ぶためには、書籍・DVD等が最も適しています。

僕の商品に限らず、です。

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美女の、はなし。

こんにちは、海田です。

あなたは今秋はどのドラマが好きですか?

僕は、TBS火曜ドラマ「この恋あたためますか」を見ています。

(色々端折りますが)
コンビニの社長がスイーツ課の女性にこう言うんです。

「予算はいくらかかっても構わない。どこよりも一番売れるシュークリームを作ってくれ。」

と。

彼女は何個も何個も試作品を作り、ようやくひとつ、最高の味のシュークリームを完成させました。

それを社長のもとに持っていくと、

彼は一口も食べず、チラッと見ただけでこう言い放ちます。

「君は、このシュークリームが売ってあったら手にするか?見た目も美味しくなければ意味がない。 作り直せ。」

たとえばね、

「2枚のクイーンを使いましょう。」

ってセリフから始まるマジックがあるとして、

「2人の美女を使いましょう。」

って言いかえるだけで、なんだかあなたのマジックが優雅になった気分になりませんか。

僕が言いたいのは結局、そういうことなんですよ。

確かに彼女の作ったシュークリームは、食べれば美味しいのかもしれない。

でもそれは、「もし食べれば」、の話。

見た目が普通だったら、その辺のシュークリームと変わらないものと認識されてしまい、その星の数に埋もれてしまう。

ただのサンドイッチカードの現象よりも、

「チャラ男のジャック2人組が絡んできたので、紳士のキング2人が助けてあげました。」

と言って、キングに挟まれたジャックを瞬間移動させるほうが圧倒的に面白そうでしょう?

でも、それを「面白い」と感じてもらうためには、やはりそのマジックを「最後まで見てもらう」必要があるという条件を忘れてはならない。

つまり、「見てもらう」ためには、最初のセリフ「2人の美女を使いましょう。」という第一声目がなによりも重要になるのです。

「ん?なんだか面白そうだな」

という印象を与えるキャッチーなフレーズ。

あなたはいくつ持っていますでしょうか?

海田

 

追伸

本日は、ファンを使ったコントロールを撮りました。

http://magic-secrets.net/v/l/2d/

OSPパート3と、ビューティ・ミッションについても言及しておりますのでぜひご覧ください。

それでは、また次回。

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