よくある話。
たとえば、何も用意してないのに、

なにかマジックやって!
とお願いされてしまった。
カードもない、コインもない、輪ゴムもないし、安全ピンもハンカチもない。
目の前にあるのは、食べ終わったおにぎりのゴミと、お茶が入ったペットボトル。
たったこれだけで、客が求めるものを提供しなければならない。
友人たちは、まだかまだかとあなたのマジックを待っている。
さぁ、あなたなら、どうする?
99%のマジシャンは、素人並のマジックしか出来ない。

ある人は、おにぎりのゴミを消すかもしれない。
またある人は、ペットボトルのキャップを消すかもしれない。
マジックをやっていると、こんな状況は必ず訪れる。
そして、これほどつまらないマジックを演じるシーンは、きっと他にはないだろう。

(え、どうしよう、なんで今日に限って何も持ってないんだ、俺・・・。)
そんなことを考える時間など、用意されてはいない。

(あ、そうだ、ペットボトルのキャップならクラシックパームができるかもしれない)
キャップを消して、また出現させる。

99%のマジシャンは、これで終わり。
「なにかマジックやって!」と言ってくるほどあなたのマジックを見慣れている友人に対して、そんな普通過ぎる現象を演じたところで、意味がない。
ただ、即席にしては、がんばったほう。
それは、確かである。
しかし、物足りなくはないだろうか。
なんだろう、それじゃまるで素人がやるマジックみたい。
簡単なマジックでウケるには?

もし、ここでギャグが言えたらどうだろう。
マジックはいまいちだけど、ギャグで友人の期待に応えることができたとしたら?
ただキャップを消しただけなのに、友人が爆笑して楽しんでくれるようなセリフ。
それが、今日の課題である。
ただキャップを消すだけのマジックを、さも面白く見せるために、あなたは一体どんなことを言いながらマジックをするだろう。
こういうところが、実力の分かれ道。

目の前にあるのは、おにぎりのゴミと、お茶が入ったペットボトル。
僕なら、こうやって、あー言って、

え? マジで? えええええ!!

ちょっ、待って(笑)! 出してよ!(笑)
どんなにショボいマジックでも、客から圧倒的な反応を得ることが出来る。
1%のマジシャンになることが出来る。
だから、ギャグは、価値が高いのだ。

絶望からでも客を楽しませるセリフ、フレーズを知りたい場合は、ぜひ「スマイル」をご購入ください。
人を笑わせ、面白いことが言える人間になれます。



マジックショップ「MAGIC SECRETS」の店長。
運営理念は、「“本当に使える”マジックしか販売しない。」
自らの商品をきっかけに初心者からプロマジシャンになった顧客が大勢いる。
小学生から高齢者まで、本気でマジックを学びたい方を徹底的にサポート中。
他では買えない価値のある商品を生み出すことに全力を注いでいる。




コメント