この前、広島で地元の友人に演じたあるマジックについて。
MAGIC SECRETSのウェブサイトのアドレスが知りたいと執拗に聞いてくるので、

あー名刺に載っけてるわー。

まじっく はいふん しーくれっつ どっと ねっと だったと思う。
と答えました。
別に教える気はさらさらなかったのですが、これはいい機会だと思って、あるマジックをこんな風に演じました。
名刺入れを取り出します。
しかし、中は空っぽ。

実は、この名刺入れ、大阪とWi-Fiで繋がっとるけん、今から名刺をダウンロードすんね。
そう言って、おまじないをかけてもう一回名刺入れを開くと、名刺が出現。
友人に名刺を手渡して終了。
こんな風にマジックを演じたんです。

もうお分かりですね。
この友人というのが、パソコンオタクなんです。
いや、ここはギークと呼ばせていただこう。
パソコンの調子が悪い時は、この方に聞けば即座に解決するというなんとまぁステキマイフレンドなのです。
なので、パソコン用語?を使ってマジックを演じました。
Wi-Fi(無線LAN)とか、ダウンロードとか。
相手の趣味を知っているアマチュアだからこそ、なせる業です。
相手も自分の趣味が話題にあがるので、楽しみながら見てくれます。

は?ダウンロード?どゆこと?

ダウンロードは簡単にできるけど、物質化するのに36時間と14分54秒くらいかかるけん、ちょっと待ってねー。
なんてギャグを言ったりすると、彼もさらにノッてきます。

は?物質化?どゆこと?どゆこと?
みたいな感じで。
ギターだったり、囲碁だったり、絵を描いたり、人の趣味は多種多様です。
あなたの友人も、何かしら趣味、好きなものを持っているでしょう。
マジックの演技中に、相手の趣味の話題を取り入れる。
これを意識して演じるだけで、相手のノリが変わります。
普通に演じるよりも、少し笑みが溢れるんです。
微笑程度の差ですが、その微かな笑みは、相手が少しでも今から演じるマジックに興味を持っていることを物語っています。
その微かな笑みは、数分後、満面の笑みへと変化することでしょう。
ほら、また一人、あなたのマジックに虜となった友人が増えましたね。
以上、相手の趣味を分析した上でプレゼンテーションを考察する重要性について、でした。


マジックショップ「MAGIC SECRETS」の店長。
運営理念は、「“本当に使える”マジックしか販売しない。」
自らの商品をきっかけに初心者からプロマジシャンになった顧客が大勢いる。
小学生から高齢者まで、本気でマジックを学びたい方を徹底的にサポート中。
他では買えない価値のある商品を生み出すことに全力を注いでいる。




コメント